2024.04.27-30 標高差2,721m 45

現在、京都府との府境近くまで来ているが、バスは越境してくれないので歩いて越える。

2024.04.28[Sun]
牧《標高389.0m》…神地/徒歩、0.5km

大阪府から京都府へ
府境

バス停から歩き出すとすぐに府境となり、道は緩やかに下るようになる。牧バス停で一緒に降りた男性も同じ方向に歩いて行ったが、京都府に入ってすぐに見えなくなった。牧は大阪府のバス停ながら京都の人の利用もあるようだ。道なりに進むとすぐに神地バス停が見えてきた。バス停間歩きというよりもちょっと距離のある乗り継ぎといったほうが適切かもしれない。

神地バス停手前に食堂がある。出かける前からここには目をつけていて、昼食のタイミングが合えば食事しようと考えていた。が、駐車場には多くの車が止まっており、人の列は店外まで伸びている。店を覗いてみると、店内の行列も長そうに見えた。次のバスまであと40分ほど、卵かけご飯専門店なので客の回転は良さそうな気もしたが、GWということで家族連れやグループ客が多い。思案した結果、ちょっと厳しそうかなと思って利用を諦めた*1。名物や食事よりも優先されるのはバスだ。万が一1本逃すと次のバスは90分後、さすがにそれはしんどすぎる。幸いなことに胃もたれはまだ続いていて、さほど食欲を感じていなかったので、昼食は延期しても大丈夫そうだ。

一応何かおなかに入れておこうと、バス停前の神社で湧き出る「乳の泉」を飲んでみる。出るようになっても困るが、もちろんそんなことはなかった。

2024.04.28[Sun]
京都先端科学大学(発)~神地《標高385.1m》14:06→京都先端科学大学14:35
亀岡市 ふるさとバス [F22]別院循環線、¥200、15.1km

神地にて

神地にて

神地にて

神地にて
亀岡市 京都先端科学大学行

神地バス停にやってくるバスはすべて、1つ前のバス停が(神地バス停の西側にある)神地西ノ谷であることを事前調査で確認している。ということで西側の集落を凝視していると、バスがのんびり走ってくる姿が見えた。目で追いかけていくと、府境付近の道まで回り込んでからこちらに来るらしい。このあたりはフリー乗降区間になっているため、府境付近で待っていてバスに合図を送ればそこで乗ることは可能なんだけど、個人的にはバス停で待って乗ることが多い。まあ、想定したルートを通らないと致命的な空振りになるというのもあるんだけど、それ以上に道路に佇むバス停が好きだからだ。

バスに乗り込むと先客が1人。このタイプの車体だと自分がよく座る最後尾左側のポジションで寝込んでいたので、車内中間部の座面の低い席に腰かける。ポンチョの場合、最後尾以外は座面が低く外を眺めにくいので敬遠しがちではあるが、先客が女性ということもあり同じ最後尾の右側に腰かけるのも気が引けたので、座高の高い自分でも前が見通せない席に落ち着いた。

しばらくは国道423号を亀岡方面へと進むが、犬甘野口付近で左折し中ノ谷方面への寄り道があった。戻り道の上ノ谷で2人が乗車する。近くに蕎麦屋があったので、そちらに訪問した帰りだろうか*2

再び国道423号に復帰し、のんびりした景色の中をこれまたのんびりと進んでいくが、急に進む方向の視界が開けて亀岡の盆地が一望できる場所に出る。つまりは急勾配、もちろん道路はつづら折れとなって盆地へと下っていく。平野部に出るとバスは快調に進むようになり、終点の京都先端科学大学に到着する。ここは大学の最寄りバス停であると同時に、ふるさとバスと京阪バスとの結節点にもなっていて、亀岡市街へはここで乗換となる。乗車していた4人はもちろん先端科学に用があったわけではなく、もう1台のバスへ足を進めていった。


*1:ただし、車の出入りを見ていた感じでは、自分より後に到着した車がバスが来る前に出ていったので、食事を済ませる余裕はあった模様。

*2:などと当時は思っていたが、上ノ谷を通過する1本前のバスは11時台、さすがに蕎麦屋だけで3時間地近く過ごした、なんてことはないだろう。