2024.03.29-30 標高差2,721m 24

半分くらい咲いた桜の向こうに上郡市街地
かみごおりさくら園の桜

上郡では1時間半ほど時間がある。ということで、駅前にある観光案内所で自転車を借り、かみごおりさくら園まで向かう。観光案内所で聞いたとおり、開花している桜の木は山の半分ほどだが*1、それでも八分くらい咲いている木もあって、一足先に春を楽しむことができた。なお、レンタサイクルで移動中、妙に二度見されるような感覚があったけど、たぶん自転車のかごに取りつけられた目を引く掲示物にその理由があったんだと思う*2

上郡市街をのんびり巡りながら駅へと戻ると、時間的にも丁度良くなっていた。自転車を返却して、バスが来るのを待つ。

2024.03.29[Fri]
上郡駅《標高28.8m》15:05→光都バスセンター15:26
上郡町 コミュニティバス 愛のり号 鞍居・光都線、¥200、13.8km

上郡駅にて
上郡町コミュニティバス 愛のり号 光都バスセンター行(手前)

南から北へ」では播磨科学公園都市圏域定住自立圏圏域バスという「圏」が3つもあるバス*3播磨新宮駅に出たが*4、今回は上郡町コミュニティバスを利用して光都まで登る。ただ、ルート的にはほぼ同一だ。

上郡駅からの乗客は自分を入れて2人、「圏×3バス」利用のときの乗客は自分だけだったので、当時と比べると利用者は2倍だ。駅を出るとそのまま道なりに光都を目指す。途中の寄り道は生涯学習支援センターの敷地内に乗り入れた一度きり。金出地の先で一気に高度を稼ぎ、ダム湖を下方に眺めた後にトンネルを抜けるとテクノ中央、ここで1人降車した。それにしてもテクノ中央なるバス停名、付近の交差点名から採用したんだと思うけど、すごく良い名前だ。ローマ字表記だと「Central Tekuno」になるのも可愛らしくていい*5。元々の地名は「手久野」だったんだよと言われたら信じてしまいそうだ。

テクノ中央や次の芝生広場で降りてバスに乗り継いでも良いのだが、せっかくなので終点まで乗り通す。終点の光都バスセンターは、以前来たときにはなかった施設。ただし、バスセンター利用者が少ないせいか、バス停や待合所はイチャイチャする高校生カップルが独自の世界を築いていた。照れて顔を隠すくらいならオープンスペースでしなきゃいいのにと思いつつ、若いっていいなあなんて羨んでいたりもした。

2024.03.29[Fri]
光都バスセンター《標高255.1m》…芝生広場・播磨科学公園都市/徒歩、0.4km

光都バスセンターにて
光都バスセンターと愛のり号

光都エリアのバス停はすべて屋根がついている
芝生広場バス停

残念なことに次に乗るバスは光都バスセンターを経由してくれないので、1バス停だけ歩いて戻る。Google マイマップでは道路をトレースした格好になっているが、実際は芝生広場を突っ切って進んだので、それほど歩いてはいない。くり抜かれた部分が分譲されていたらあと12世帯は住めたのにと考えてしまう集合住宅を眺めつつ、次のバスを待った。


*1:2024年は例年と比べて桜の開花が遅かったように思う。

*2:自転車を返却する際、ようやくそのからくりに気づいた。

*3:愛称は「てくてくバス」。

*4:南から北へ75」および「南から北へ76」を参照

*5:かつては「Tekuno-Chuo」だったこともあるようだ。