2024.02.08-09 approach

5か月ぶりに「標高差2,721m*1の続きを進める。2月に出かけるのは初めてのはず。冬場は日が短く、ひと雪降れば路線バスなど計画どおりに乗り継げないことは容易に想像がつく。そんな理由からこれまで乗りバスを避けていた時季ではあるが、行き先が天候の安定しているイメージの瀬戸内であること、またそれほど長い行程ではないということもあって、一路岡山を目指す。

2024.02.08[Thu]
高岡15:31→金沢16:10、あいの風とやま鉄道、¥870
金沢16:29→新大阪19:16サンダーバード36号、¥7,480+¥1,370
新大阪19:41→岡山20:25、のぞみ53号、¥2,530

高岡駅改札口
高岡駅改札口

鉄道は乗り継ぎ案内が導くままに乗っていく。前回と同様に金沢まではあいの風で向かう。金沢からはサンダーバード、これもいつもの列車だが、あと1月もすれば金沢からはいなくなってしまう特急だ。次にバスの乗り継ぎをやるのかがいつなのかによって、敦賀までのルートや金額が変わってくるし、新学期になればバスのダイヤも大きく変わる可能性がある。ある程度融通の利くあたりまで「2,271m」を進めておきたい、という考えが重い腰を上げた理由の一つとも言える。

冬季ということもあって小松を過ぎたあたりで暗くなり、その後は景色のない中を移動する。3月に新規開業する新幹線の駅はどこも電気が灯っていた。いろいろと準備に忙しいのだろう。湖西線内では近江今津堅田の両方に停車したが、あまり体験したことのないパターンだった。

何事もなく新大阪へ到着。駅そばで腹を満たして、岡山までは新幹線で向かう。新幹線の特急券は自由席で押さえていたが、のぞみに乗る場合はホームの端まで歩かねばならないので、ちょっと面倒だ。新幹線は40分ほどで岡山へと到着し、あとは宿へ向かうだけ。駅前のコンビニで寝酒を買って、さっさと宿にチェックインした。


*1:標高が国内地上最低所(と思われる場所)にある「道の駅笠岡ベイファーム」バス停(岡山県笠岡市)から最高所バス停「標高2716m」(長野県松本市)まで、路線バスを乗り継ぐ移動のこと。以前「標高差2,720m」で同様の乗り継ぎを実施したが、標高が1メートル低いバス停に気づいたのでやり直している。