2023.05.31-06.02 approach

1月ほど間を空けての続き。今回の「標高差2,720m」を開始した4月20日のときと同様に夕方の富山駅からのスタートとなる。

2023.05.31[Wed]
富山18:35→上越妙高19:15北陸新幹線 はくたか574号、¥2,320*1+¥2,640
上越妙高19:23→直江津19:39えちごトキめき鉄道 妙高はねうまライン
直江津19:48→十日町20:44北越急行 ほくほく線、¥890

富山駅南口駅前広場
夕刻の富山駅南口

乗車する新幹線も4月と同じだが、日がずいぶん長くなっている。前回は糸魚川で真っ暗だったが、今回は上越妙高までかろうじて明るかった。日が伸びるのを移動距離で実感できる機会はあまりないので、面白い感覚を味わえたと思う。

北陸新幹線の車内にはいつもの「トランヴェール」「西Navi」のほかに「旅する北信濃」のパンフレットが置かれていた。今回のルートに合致するサービスだったので事前に調べてはいたが、トップページ以外のリンクがことごとく「旅する北信濃」はスマートフォン専用サービスです。スマートフォンよりアクセスしてください。だったのでなんか萎えてしまい、今回は利用していない*2。具体的なサービスの説明すらスマホ以外には提供しない姿勢はちょっと嫌な感じだ。

上越妙高からはえちごトキめき鉄道、固めの椅子に腰かけて出発を待つ。利用者の中心は高校生で、高田では座席が埋まり混み合うようになった。帰宅時間にしては遅いようにも思えるが、暗くなるまで部活~そのあと帰宅といった流れだとこれくらいの時間になるんだろう。直江津では1番線に到着。1番線は北陸線のものという固定観念があったので違和感があったが、今は信越線も北陸線えちごトキめき鉄道だからと気づき納得する。

えちごトキめき鉄道からほくほく線への乗り継ぎは15~20人くらいとけっこう多い。こちらの列車も主力は高校生なので、駅に止まるごとに乗客は減っていく。予想ではうらがわらで高校生は全員降りるかな、なんて思っていたが、最遠はまつだいだった。ただ、まつだい出発時点で乗客は自分だけとなり、十日町まで心細い気分での移動となった*3。駅を出る際、(きっぷは犀潟までだったので)きっぷ回収箱に不足額を入れるように書かれていたが、お金をそのまま入れるのも物騒かと思い、稼働していた自動券売機で同区間の切符を買ってセットにして投入した。対応として合っていたかどうかは分からない。

宿は駅の近くの旅館。そこで紹介された豚ホルモンの店が安くて美味しかった。ビール1杯とハイボール2杯で満足して宿へ戻った。


*1:犀潟まで。

*2:断片的な情報を寄せ集めることで、使えそうなサービスは「ながでん鉄道・バス フリーきっぷ(24時間券)」くらいだと分かったが、それでも元は取れなそうだった。

*3:さすがに十日町からの乗客はあった。