2021.08.08-14 富山県内のバスに乗る23

2021.08.11[Wed]
水橋東部団地…高志園町北/徒歩、0.1km

左隅に高志園町北バス停、中央奥に降車場、右側に水橋東部団地バス停
水橋東部団地と高志園町北のバス停配置*1

水橋東部団地の乗車用バス停付近まで移動して、ここからは水橋のコミュニティバスで移動する。水橋東部団地の降車場と乗車用バス停、それにコミュニティバスのバス停は微妙な距離感を保って配置されていた。意図は見当もつかない。

しばらくバス停で待っていると、近くの住宅から異物を凝視するかのようなまなざしをいただく。凝視していたおじさんは、そのうち「散歩」のアピールが過ぎるくらいの歩き方で近寄ってきた。まあ、こちらが異物なのは百も承知だが、あからさますぎて逆に愉快な気分になってしまう。

水橋東部団地にて
折り返しの富山駅前行

ここまで乗ってきたバスが折り返しで出発した後、コミュニティバスはやってきた。今日最後のバスだ。

2021.08.11[Wed]
新保新町(発)~高志園町北17:17→水橋駅前17:52~新保新町(行)
富山市 水橋ふれあいコミュニティバス、¥100、13.8km

高志園町北にて
水橋ふれあいコミュニティバス 新保新町行

コミュニティバスの最終便で水橋駅を目指す。ただ、コミュニティバスらしいルートのため、駅に着くまで35分、たぶん歩いたほうが早いが、「バスに乗るのが目的」なのでバスで向かう。乗車するバスの行き先には「通常便5便」と表示されていた。あまり見かけない表示だ。

通常、運賃が表示されるモニターには「水橋ふれあいコミュニテイバス 通常便5便」と書かれている
水橋ふれあいコミュニティバスの車内

乗り込むと新車の匂いのする車両だった。運転士に運賃の支払いタイミングを尋ねると、先払いでも後払いでもどっちでもかまわないとのこと、なのでさっさと100円を渡す。車内放送あり、降車ボタンありなので、普通の路線バスのように乗降できるバスだった。車内には「黙集」「ソーシャルディスタンス」といったイラストつきの掲示があり、感染予防にピリピリしている雰囲気も感じられたが、バスはのんびりとした風景の中を進むので、あまりに気にならない。

高志園町北出発後は、高志園町の団地ををぐるりと1周してから南東方面へと向かう。リッチェル本社前で「新道」*2に出ると、上市川を越えて鏡田を経由する。その後もバスは行ったり来たり。水橋地区内の人家のあるところはくまなく経由するかのように、丁寧に集落を拾っていく。

上市川右岸だけでなく、国道8号の南側にも「水橋」エリアはあるらしく、バスは8号バイパスを横断して進む。信号のタイミングが良く、ほとんど待たずに横断できて嬉しくなったら、下砂子坂で時間調整が入る。信号のタイミングが悪いことを念頭にダイヤが作られているようだ。その後も時間に余裕があるためか、時速30キロくらいの速度でのんびりと進む。上砂子坂公民館前で進路が北西方向になると、途中集落を拾いつつも水橋駅へと向かうようになる。バスはほぼ時間通りに水橋駅に到着、乗客は降車するまで1人も見かけなかった。

バス停と駅前ロータリーは、戸建て3軒ほど離れた場所にある。
水橋駅前バス停と水橋駅

水橋駅は駅から少し離れたところにあった。ロータリーに乗り入れればいいのにと考えつつ駅に向かうと、駅前ロータリーは列車の到着を待つ迎えの車で混雑していた。

2021.08.11[Wed]
水橋18:07→富山18:18 あいの風とやま鉄道線、¥280

水橋にて
あいの風とやま鉄道 高岡行

富山へは電車で戻る。車内には余裕があるのにドア付近に人がたむろして乗り込めない入口があったりする、平均的な北陸線の混み方の車両で富山へ。椅子が空いてそうだと思って近づくと、直江津からの旅行者*3の荷物さまが鎮座していたりするのも見慣れた風景だ。富山駅到着後はさっさと車を回収して家路を急ぐ。明日は朝が早いのでさっさと床に就いた。


*1:左から順に、水橋ふれあいコミュニティバスの高志園町北バス停、地鉄バスの水橋東部団地降車場、水橋東部団地バス停(乗り場)。

*2:県道富山滑川魚津線のこと。「新道」は地鉄バスが経由地を説明する際に使う表現。現在は対となる「旧道」経由のみ存在。前回の記事で若干触れている。

*3:窓枠に置いていたきっぷで分かった。