南から北へ162 お世話になったサイト(2019年9月)

今回の行程でお世話になったサイトなどを記録しておく。

全般

全般はいつもの3サイトだが、関東地方では各バス会社のサイトがそれぞれ充実しているので、ほぼそちらを多用した。いっぽう、長野や山梨の路線では、時刻表が主要バス停のみ公開というサイトが多く、そういうところではNAVITIMEで確認したりもした。ただ、最近のNAVITIME都道府県で絞ったうえでかっこ付きのバス停名を指定しても、なぜか他県の同名バス停からの検索結果を最初に表示する場合がある*1。一応、「他にバス停候補があります」からの再検索で正しい結果は得られるが、ちゃんと指定しているのに二度手間、という挙動にはちょっとイラッとくるので、どうにかしてほしい。

バス会社

長野県

利用したのは1社3自治体。うち南アルプス林道バスは、台風の影響で1月ほど早く年内の運行を終了したとのこと*2。もし9月中にやっていなかったら続きは来年になっていたわけで、そういう意味では幸運だったと言える。また、駒ヶ根市のサイトによると、2019年11月より駒ヶ根市内3か所にいいちゃんバスの試験的なバス停が設置されたらしい。過去にコミュニティバスを一掃してしまった駒ヶ根市っぽくない施策だが、利用者が増えることを期待したい。

山梨県

山梨県では2社1自治体だったが、北沢峠から甲府駅までは山梨交通のページが見やすく、そこだけで事足りてしまった。なお、富士急バスのサイトは「富士北麓周辺の乗合バス、貸切・高速バスの運行案内 - 富士急バス」なんてのもあって、どちらが本家か分からなかったが、主に上記リストで挙げたサイトをよく見ていた。

関東地方

神奈川、東京、埼玉はまとめて。どのサイトも独自の路線検索をもっていて、前述のとおりそちらをよく利用した。並行する鉄道への誘導もあったりと*3、会社によって個性があるのも、経営規模が比較的大きい首都圏のバス会社ということの現れなのかもしれない。路線や時刻表の検索は、(今回は利用しなかったが)京王バス*4や西武バスのようなシンプルな仕組みが個人的には好みだ。神奈中の場合、時刻表で選択すると地図つきのページに飛ばされて、表示まで時間がかかるところがちょっと苦手ではある。

今回利用したバス会社のサイトを俯瞰すると、ページのタイトルのつけ方について、地域によって特徴があるような気がする。長野県の自治体は、あまりこだわりがないせいでタイトルからどんなページか推測することは困難だったり、東京へ近づくにつれてタイトルがシンプルになったり。ブックマークするときにタイトルが長いサイトは自分で削ったりすることがあるので、好感度が高いのは関東地方のバス会社のタイトルのつけ方だけど、最近はシンプルな方が流行りなのかもしれない。

9/28の検討ルートについて

最終日のルート検討は、上記のような経路の利用を想定していた。当日の気分によっては、京王バス立川バスを利用する可能性があったということになる。元々は橋本~国立~所沢~川越を本命で考えていたのだけど、八王子経由の方がどちらのルートでも昼に1時間空けられるというメリットがあり、最終的にそれを重視したために結果はあのようになった。気持ちとしては、こんな機会がなければ絶対行かなそうな久米川駅に行ってみたかったというのがいまだ燻っているけど。

なお、乗車時間が少なくなるのは三井アウトレットパークを経由するルートだったけど、経路途上にバス停のない直行バスに面白味を感じなかったので敢えて利用しなかった。まあ、性格が根っからの天邪鬼というのも大きいと思う。また、選択肢が多いというのは嬉しい半面、ルート選定が非常に大変だということが今回よく分かった。今後こんな嬉しい悩みは発生しないだろうけど。

宿泊先、その他

乗り継ぎに余裕のあった2日目に観光したものの、この項が充実するほどではなかった。まあ、バスに乗るのが目的なわけだし、仕方がない。以前から何度も書いているように、温泉への立ち寄りは増やしたいのだが、1日に何回も入浴するのに躊躇したりと、自分でも意味の分からない理由でなかなか増加しない。今回のように高頻度でバスが走るところはこの先しばらくなさそうなので、うまく温泉をからめたルートを考えていきたい気持ちではいる。



*1:例えば「広河原(山梨県)」で発生する。

*2:令和元年10月の台風19号接近に伴う豪雨により、市道黒河内線の路肩が決壊し車両の通行ができない状況となっているため、11月15日までとなっている南アルプス林道バスの営業期間を短縮し、今期の営業を終了しました。とある。

*3:神奈中のサイトがそうだった。橋本から八王子で検索すると出てくる。

*4:西東京バスの路線検索は、同じ京王グループ京王バスと同じサイト(バスナビ.com)に飛ぶので、実際は利用しているけど。