2018.10.18-21 南から北へ117

2018.10.20[Sat]
公民館分館(発)~善太橋西14:11→河合橋14:14近鉄蟹江駅前(行)
飛島公共交通バス 蟹江線、¥200、0.8km

善太橋西にて
飛島公共交通バス 近鉄蟹江駅前行

わずかバス停2つ分だが、間に合ったので乗車する。乗客は5~6名、釣りの道具を持った人が乗っていたので、その趣味の人の需要もあるようだ。

バスは鍋蓋新田を通過して河合橋へ。ここでは自分ともう1人が降車。バス停の写真を撮ってから歩き出すと、一緒に降りた人の後をつける格好になる。向かう先は名古屋市交通局の河合小橋。先に進んだ飛島方面からの利用者もここの徒歩連絡をすることが分かり、ちょっとだけ嬉しくなる。

2018.10.20[Sat]
河合橋…河合小橋/徒歩、0.5km

弥富駅で降られた後は曇で安定していたが、ここへきて雨が本降りになりそうな気配だ。折り畳み傘を出すのが面倒なので傘なしで河合小橋まで歩いたが、屋根はあるものの吹きさらしのバス停で待つことになる。さて、どうしたものか。


2018.10.18-21 南から北へ116

数え間違えしていなければ、今度のバスが佐多岬から数えて100本目のバスだ。ただ、あらかじめ数を把握していたわけではないので、乗っているときはそんな感慨もなく、これの次のバスに乗れるかひやひやしていただけだった。

2018.10.20[Sat]
総合福祉センター(発)~近鉄弥富駅南口13:27→善太橋西14:08~総合福祉センター(行)
弥富市きんちゃんバス 東部ルート右回り、¥200、13.8km

近鉄弥富駅南口にて
弥富市きんちゃんバス 総合福祉センター行

次のバスは弥富市きんちゃんバス、バスに描かれた絵を見る限り、きんちゃんとは金魚のことのようだ*1。そういえば弥富は産地だったっけ、なんて昔学校で習ったことを思い出した。

弥富駅南口からは4人を乗せて発車する。どこに委託しているのかは書かれていないが、バックミラーに「着席確認」の紙が貼られていたり、運転士のネームプレートが緑色だったりと、三重交通らしさがにじみ出ている。先ほど乗った木曽岬町のバスがたどった道を海南病院までは戻るが、以降は弥富市域の集落を拾い集めるように進む。経路を見ても分かるように、コミュニティバスらしいルートだ。

乗客は乗ったり降りたりがぽつぽつとある程度。基本的にはスムーズに進むが、ピアゴ十四山店手前の交差点を抜けるのに青信号4回分もかかったのでドキドキしてくる。次の乗り継ぎは3分しかない。ただ、歩いていける距離程度しか乗らないので、乗り継げなかったら歩いてしまうつもりだ。善太橋西には2分遅れで着いたが、逆方向のバス停に待っている人がいる。間に合ったようだ。


*1:ただ、きんちゃんと聞くとどうしても金ちゃんヌードルを想起してしまう。深夜から早朝にかけて、東海地方のテレビでは徳島製粉のCMが半端なく流れていたせいもある。

2018.10.18-21 南から北へ115

2018.10.20[Sat]
上松永11:37→近鉄弥富駅12:06
木曽岬町自主運行バス 中央線、¥200、10.5km

上松永にて
木曽岬町自主運行バス 近鉄弥富駅

バスの写真を撮ってから乗り込むと、運転士に「このバス珍しいよね、こんな古いの他ではもう走ってないだろう」なんて話しかけられる。バス車体の知識はあまりないので、適当に話を合わせてしまったが、どうなんだろうか。確かに一昔前のマイクロバスっぽい車体で、非常ドアが背面についているタイプのバス、確かに最近はあまり見ない気もする。

上松永からの乗客は3人、途中の乗降も多く最大10人が乗車した区間もあった。昼前の中途半端な時間にも関わらずだ。三重交通が運行をやめてから10年以上はこの体制で運行しているようだが、他の地域のコミュニティバスよりもよく利用されているように思う。木曽岬町のサイトにある時刻表[pdf]Q&Aを見ると「毎日同一時刻で運行している」ことを殊更に書いているので、その辺がウリで、実際にそれが理由で利用者を増やしているのかもしれない。

途中、Ω状に寄り道するあたり*1で、川沿いに植えられた桜が咲いているのを目撃する。直前に読んだ新聞で桜が狂い咲きしている記事を見た記憶があったので、それだろう。ただし桜が咲いていたのはその川沿いだけで、近くの湾岸さくらクリニックにあった桜は狂っていなかった。せっかく「さくら」と名乗っているのに、と捉えるべきなのか、狂い咲きは病院に相応しくない、と考えるべきなのか、当事者ではないものが考えても答えは出ない。

この木曽岬町自主運行バス、車内放送はないが、電光掲示板による次バス停表示はあるので、途中のバス停で降りる場合でも心配は不要だ*2。運賃は確か先払いだったような、ちょっと記憶があいまいだ。ちなみにこちらのバスは「飲食禁止」のようだ。以前乗った大竹市のバスにも書かれていたが、そういった条件を明示するバスってあまり見かけず、あってもコミュニティバスばかりな気がするが、禁止するのはどんな理由なんだろうか。前に考えたのは、委託先がタクシー会社とかで、タクシーのルール(というかマナー)をバスに持ち込んだんじゃないかと思っていたが、こちらの委託先はバス会社のようだ。タクシー由来説でないとすると、このバスは木曽岬町が所有しているので、木曽岬町が要求しているルールなのかなあと想像する*3。いずれにせよ、民間のバス会社ではあまり見られないルールなので、そのルールが設定された経緯が気になるところだ。

バスは県境を越えて愛知県に入り*4海南病院を経由して近鉄弥富駅へ。バス停は近鉄名古屋線の踏切を渡った北側にあった。わざわざ踏切を渡るのは、近鉄線利用者だけでなくJRの利用者も考慮しているからかもしれない。

さて、次のバスまで1時間以上ある。ちょうど昼時なので近くのうどん屋へ。愛知だからと味噌煮込を食べたが、あとで調べるとカレー中華が有名な店だったようで、ちょっと失敗。食後の散歩ついでにウイングプラザ パディー*5まで足を延ばして、店内をうろうろ。一昔前のショッピングセンターといった感じがすごくいいが、そのせいか若者は見かけない。

バスの時間が近づいたので駅へ戻ろうとすると、雨が降り始める。昨日もそうだったが、今回は割と悪いタイミングで降られる傾向にある。それほど強く降られないのでまだ救われるが。


*1:川先バス停の手前。

*2:以前奈良で見かけたものに似ていた(「南から北へ91」の写真参照)。また、いつも思っているんことだが、音声だけの案内だと難読地名のときに降り損ねそうで怖い。

*3:自治体所有のバスだと、そういった規定がありそうだ。

*4:てっきり県境は木曽川揖斐川だと思っていたので、意外だった。ちなみにこれまでの県境越えで徒歩だったのは、福岡県~山口県山口県~広島県のみ。結構な距離を歩いては来たものの、思ったより徒歩での県境越えはしていない。

*5:ちなみにリンクしたこちらのサイト、「やっとみつけた、弥富」内の記事によると、公式サイトができたのは2017年10月とごく最近のようだ。その割にデザインテーマは90年代のインターネット黎明期を彷彿とさせますと紹介されるようなサイトデザイン。狙いすぎている気もするが、ショッピングセンターの現状には合っていると思う。