2017.06.22-25 南から北へ8

 

しばしの準備ののち、9時前にようやく歩き出す。出だしは日の射す中の歩きだったが、次第に曇ってくる。予報では下り坂なので、雨が降り出す前に宮の下へたどり着きたい。

番号の若い国道ということもあって、交通量はけっこうあり大型車の行き交いも多いが、歩道もしっかりあるので安心して歩いていける。キロポストが随所にあるのも心強い。勾配もそれほどきつくないため、蒸し暑さがなければ心地いい散歩だったかもしれない。……ということで、蒸し暑さがすべてをぶち壊してくれている。時期が時期だけにこればっかりは仕方がない。

歩みを進めると、ところどころに宮崎交通の赤いバス停がまだ残されている。掲示を見ると、廃止された旨の案内と都農町バス停留所としての時刻表が併記されていた。どうやら再利用されているらしい。ともあれ、国道をひたすら歩くという作業にバス停という目標があるのは(前述のキロポストともども)励みになる。

交通量は多いが人通りは少ない、田舎のバイパスにはありがちな状態の中歩いていく。道路沿いに目立つのは果物屋と川魚料理店、畜産関係*1の施設だ。宮崎~高鍋間でも気になったが、宮崎県では川魚料理というジャンルはメジャーなのかもしれない。

国道10号より眺めるリニア実験線跡

平日ならここまでバスに乗れた東都農のバス停*2を通り過ぎ、さらに歩き続けると海側にリニアモーターカーの実験線跡が見えてきた。これまでも並走してきたはずだが、国道は海岸線より一段上の段丘にあるため、確認できなかった。現在は太陽光発電に使用されているらしいが、道路からはさすがにそこまで判別つかず。

宮の下交差点(北向き)

1時間15分ほどで宮の下の交差点に到着。これから乗る日向市のバス停は、交差点を左に曲がったところにあった。到着とほぼ同時に雨が降り出す。雨と汗で濡れた額を拭きながらバスを待っていると、バス停の前にある住宅の家族が不審者を見るような感じで一瞥したのち、車で出かけて行った。直前にバス停や交差点の写真を撮っていたので、不審だったのだろう。いや、住民視点ならどう考えても不審だ。今後は自重することにする。


*1:鳥か豚か牛かは判別できず。

*2:詳細は前回の記事を参照。