「標高差2,721m」に復帰する。バスはすぐにやってきた。
2023.09.30[Sat]
新見駅《標高195.0m》11:25→坂本12:10
備北バス 坂本～矢戸～新見駅線、¥480、20.1km
備北バス 坂本行
写真では暗くて分かりにくいが、行き先は「坂本（メディカル）」とある。「メディカル」はおそらくメディカルクリニックバス停のことと思うけど、「坂本（メディカル）」、なんかちょっとかっこいい。なお、写真には残さなかったが、運賃表の外枠部分ににテプラで「新見管内は小中高生は半額」と書かれていた。こういった施策をバス会社が独自で行うことは考えにくく、おそらくだが新見市が補助しているのではないかと思われる。市営バスの運行もそうだが、新見市はバス交通にけっこうな費用をかけて維持しているように感じた。
新見駅からの利用者は自分1人。昨日の高梁バスセンターで購入したバスカードで乗車する。しばらくは新見市街地を進みサンパーク新見に寄り道する。ここで買い物帰りの若者2人が乗り込んでくる。会話している言葉から東南アジア系の外国人のよう。慣れた感じで整理券を取って乗り込んできたので、よく利用しているのだろう。ショッピングセンターへの寄り道の後は昨日乗ったかんとり～バスと同じルートを南下する。旧哲多町中心部付近のルートは、坂本側から回り込むように哲多支局前を通過し、その後メディカルセンターを経由して哲多支局入口へ進んだ。
しばらく進むと前方に見覚えのあるバスが走っていることに気づく。まごうことなきかんとり～バスだ。数百メートル前方なのでさすがに乗客数などは分からなかったが、昨日乗ったバスを追いかけるバスに乗車しているというのは不思議な感覚だ。
高梁市に入って吹屋方面への道が分かれると、すぐに坂本に到着となる。利用者3人ともここで降りた。降車の際運転士に高梁方面のバスについて尋ねると、今乗っているバスがそれになるとのこと。ということで、荷物はバスに乗せたまま、しばらく周辺の写真を撮るなどして過ごした。
坂本車庫で休む備北バス
