2023.09.27-30 標高差2,721m 9

時刻表が貼られている場所に何も掲示されていない
二本松バス停

時刻表の掲示がないのにたじろぐが、さすがにバスが来ないことはないだろうとバス停前で待機する。ほぼ時間通りにバスがやって来る、が、駐車場でUターンしてそのまま行きそうになるので、慌ててバスを制止して乗り込んだ。運転士から「乗られるんですね」と言われたが、確かにこんなところから乗る人なんてほとんどいないのだろう。

2023.09.28[Thu]
岸本上集会所(発)~二本松《標高388m》15:19→きらめき広場15:28~きらめき広場(行)
新見市営バス [10]矢神線、¥200、4.6km

二本松にて
新見市営バス きらめき広場行(二本松)

直近で乗った東城のお通りバスと似たようなタイプの車両ではあるが、座席配置は後ろから3-3-2の3列が乗客スペースとなっていた*1。乗り込むなり「きらめき広場まで」と伝えると、「きらめき、ね」と返事が来る。哲西地域ではそう略されて通用しているようだ。方言ではない、こういう地元で通じる言葉を知ることができるのはちょっと嬉しい。車内ではバスの運転士が福井出身ということで、北陸話に花が咲いた。

ルートは野馳駅*2付近を除き、基本的に国道を快走する。このため、すぐにきらめき広場に到着する。運賃を払おうとすると、お金はボトルガムのケースに入れてくれとのことで、覗くと確かに100円玉が少し入っていた。新見市のバス、時刻表や運賃箱といった設備不足が気になるところではあるが、利用者がいればそれでもいいのではないかと個人的には思った*3

きらめき広場にて
きらめき広場到着直後の新見市営バス

きらめき広場で本日の「標高差2,721m」は終了、明日はここから続きを進める。ただ、周辺に宿がないため、いったん街に出る必要がある。ゆえにしばらくバスの乗り継ぎは続く。


標高差2,721m 2023/9/28のまとめ

日付 区間 路線バス 徒歩距離
本数 運賃 走行距離
2023.08.26 [Sat] 道の駅笠岡ベイファーム → 笠岡駅 1本 ¥370 7.5km -
2023.09.28 [Thu] 笠岡駅前 → きらめき広場 6本 ¥3,690 112.4km 2.7km
累計 2日 7本 ¥4,060 119.9km 2.7km

*1:加えて、運転席と助手席(お通りバスとは異なり助手席は残されていた)のシートレイアウト。

*2:地名部分は「のち」と読む。

*3:ただ、この新見市市営バス、バス停名として使いやすい地名や施設名が足りないのか、「××前」という北海道のバス停を想起させるようなバス停名がいくつか見受けられた。この状態でGTFSに対応すると、バス停前にある住宅の姓が丸わかりみたいなことになりそうだが、大丈夫だろうか。