2019.04.26-05.03 四国逆回り9

2019.04.27[Sat]
川之江営業所(発)~港通り17:16→警察前18:19新居浜営業所(行)
せとうちバス 川之江新居浜線、¥940、31.7km

港通りにて
せとうちバス 新居浜営業所行

本日最後に乗車するバスは瀬戸内運輸せとうちバス、これで四国中央市から新居浜市へと向かう。ルートはここまでの歩きから引き続いて、国道11号に沿って進む。川之江の街を抜けると製紙工場の間を抜けるように進み*1、旧伊予三島市街へと入る。平日なら工場に勤務する人たちが多少は乗車するのかもしれないが、今回のバスでは川之江から乗ったのは自分だけで、また四国中央市内での利用は三島手前と寒川付近それぞれでの短区間乗車しかなかった。

川之江営業所所属の車体なのだろうか、車内には四国中央市の公共交通利用案内に掲載されている路線図[pdf]掲示されていた。新宮から阿波池田までの路線があったりと情報の古さは否めないが、前掲したリンク先でも情報の更新がされていないことから、四国中央市の公共交通への力の入れ具合の変化が伝わってくるような気がした。

夕方の時間帯ということもあって、日中なら経由する病院には目もくれず、バスはひたすら国道11号を西進する。豊田バス停*2付近までは海の近くを走っていたが次第に離れていき、やがて関ノ原を過ぎると小さな峠越えとなって新居浜市へと入る。下池田で久しぶりの乗客があった。この付近から南西方向に見えた山の山頂付近が白いように見えたが、もうすぐ5月となる四国でそんなことはないはずだ、おそらく錯覚だろう。

遠くに見える山頂付近が白くなっている
新居浜の南西に見えた山々

下池田の手前あたりから道の進みがのろくなって、東城まで抜けるのに約20分ほどかかり、新居浜へは20分ほど遅れての到着となる。本日の宿は新居浜で押さえてあるが、最寄バス停が警察前なので、そこまで乗って降車する。「警察前」というバス停名には大きく出た感があるが、薄暮の中でも分かりやすいバス停名が指し示す建物の隣に建つビジネスホテルへ投宿し、1日目が終わる。

6km歩いた疲れのせいか、それとも予定通りに進めた嬉しさのせいなのか。どうしても体がビールを求めるので、近くの焼鳥屋「博多一番どり」に入ってしまい、ビールと豚バラえのき巻で早々に沈没する。夕食がどうでも良くなるくらいまで飲んでしまったので、目星をつけていた豚太郎*3は諦めて早々に宿へと戻った。


*1:このあたりの地名自体「三島紙屋町」となっていた。

*2:ここまでは他の乗客がいた。

*3:四国内で展開するチェーン店らしく、この先も様々な場所で見かけた。北陸でいう8番らーめんみたいなものだろう。