2024.03.29-30 標高差2,721m 27

さて、「標高差2,721m」のルートに復帰する。ここから乗車するのは姫路行だ。

2024.03.30[Sat]
山崎《標高99.0m》06:50→姫路駅(北口)07:52
神姫バス [31]山崎~林田~姫路駅、¥1,190、31.1km

山崎にて
神姫バス 姫路駅行(左)*1

ほぼ同時間帯に41系統の姫路駅行もあるが*2、先に出る31系統のバスに乗車する。山崎からの乗客は7人、先ほどのバスの車内で見かけた面子ばかりで、相変わらず席に着くなり睡眠を貪っている。バスに乗り込むと新車の香りがする。車内を見回すと広告などの掲示がまったくないので、稼働して間もない車両のようだ。

山崎を出発してすぐ、昨日のしーたんバスでは通過した播磨山崎郵便局で停車して利用者を拾う。以降も須賀まで各駅停車となって乗客を集めていく*3安志からは早くも姫路市内へと入る*4。この安志からは41系統とルートが異なり、こちらのバスは国道29号を南下するルートで進む。前述したようにバス停への停車はこまめにあり、利用者はバス停あたり1,2人と効率的ではないが、むしろ多くのバス停が利用されているのは個人的には好印象だ。

姫路市の中心部に近づくにつれて人家が増えてくる。姫新線余部駅付近にある飾西高校前*5山崎から一緒だった高校生が初めて降りていき、その後停車した今宿までで高校生はすべて降車となった。バスを乗り継いでの通学なんて自分だったら嬉しすぎるが、普通に考えたら大変以外の何物でもない。本当に朝からお疲れさまである。

神姫バス内で昨日からたびたび流れている「兵庫県警と西田ひかるです」の放送にいい加減飽きたころ、国道2号へと合流して見覚えのある病院(日赤病院前)の前を通過する。かつて龍野から姫路駅まで利用したルート*6に合流したようだ。しばらく進むと複数車線の一方通行路に入って左手にお城が見えてくると姫路駅はすぐ。長距離かつ頻繁な停車にもかかわらず、ほとんど遅れのないまま終点へと到着、8人がバスを後にした。

姫路駅にて
姫路駅到着直後の神姫バス(手前)

ということで、姫路に到着した。岡山~姫路間は以前乗り継いだ「南から北へ」のルートを極力利用しないよう進めてきたが、まったく同一の運営母体ではないものの近い経路をたどってしまった部分もあった。姫路以降はほぼ違うルートとなるので、いったんここで経路の新旧比較をしておきたい。緑色がかつてたどった「南から北へ」のルートで、青色が今回の「標高差2,721m」の乗り継ぎとなる。上郡~新宮の重複は他にルートがなくこうなってしまったが、それ以外の箇所ではルート重複を何とか回避できたのは良かった。

岡山~姫路のルート比較


*1:中央が41系統の姫路駅行、右が網干駅行。

*2:山崎06:56→姫路駅(北口)08:00、運賃は31系統と同じ¥1,190。

*3:なお、このバスは山崎インターバス停を経由しない。

*4:ただし、途中たつの市を通過する区間あり。

*5:「飾西」は「しきさい」と読む。

*6:南から北へ78」参照