川上バスセンター
川上バスセンターバス停
バス停前に高梁市川上地区の直売所があったのでそこでパンを買い求め、バス停横のベンチに腰かけて昼食を済ます。ここは備北バスの本社も兼ねていて、奥の駐車場にはボンネットバスも停車していた。のどかでいい場所だ。
2023.09.30[Sat]
地頭(発)~川上バスセンター《標高93.5m》13:38→岡山駅前15:14~天満屋バスセンター(行)
備北バス 地頭~古町~岡山天満屋線、¥1,160、55.6km
本日は備北バスに3本乗って終了となる。最後のバスは川上バスセンターから長駆して岡山の天満屋まで脚を伸ばすバスだ。平日の天満屋行は午前中の3本だけだが、土休日は午後に1便ある。今回はこれに乗って岡山駅前まで一気に進む。ちなみに行き先表示は「岡(天満屋)山」、昔の幕表示だとすんなり受け止められそうな表示だがLEDだと違和感を感じる行先だ。
ちなみに、備北バスの時刻表に書かれた天満屋マークがちょっとかっこよかった。いろいろなものが電子化した昨今では、こういった外字はなかなか見かけない。
天満屋バスセンター行の座席
乗り込むと乗客は自分だけ。車内設備で驚いたのは、(おそらく)すべての席にシートベルトが装着されていたこと。高速道路を走行する想定があったのだろうか。それともそういった運行をしていたバス会社の中古車なんだろうか。普段は車体にあまり興味が向かないが、こういった珍しい装備があると俄然気になってしまう。
バスは先ほどのバスのルートをトレースするように、しばらくは成羽川沿いに進む。ただ、岡山発着のバスはすべて古町経由となっており、荒神谷の先で左岸側の集落内を経由する。その後国道313号に戻ってくると成羽バス停に寄り道。ベンチに若い女性が座っていたので乗車ドアが開くも、女性はバスには一切関心を示さずにいたのでドアクローズ。続く中銀前バス停は支店が撤退しキャッシュコーナーのみが稼働している建物の前に立っていた。ちょっと切なさを感じる。
ゆめタウン前は不思議なバス停だった。道路側から島のようになっているバス停の奥*3に入って停車する。道路沿いにこういったタイプのバス停というのは記憶にない。ゆめタウン前は専用色のバスが高梁バスセンターから出ているくらい需要のあるバス停だが、さすがにここから岡山方面へ行く利用者はいなかった。
鹿之助前を通過し、落合橋を渡っているあたりで次のバス停である河内谷の案内、の前に「ジャンジャーン」とファンファーレみたいな音楽が流れる。他の乗客*4は反応していないので、いつも流れるもののようだ。この後もいくつかのバス停アナウンスの際に流れたが*5、次のバス停までの時間があるときに流れるくらいしか分からなかった。
そんな河内谷からは伯備線沿いの国道180号に沿って南下する。しばらくは成羽川が合流した高梁川とともに下るが、総社駅付近で川とは別れ、寄り添う鉄道路線は伯備線から吉備線へと変わる。このあたりでは中鉄バスのバス停をよく見かけた。ただ、備北バスの運行路線とまったく同一の区間を走る中鉄バスはないようで、今回同乗したほかの人たちの利用区間*6も備北バスでしか繋がらない区間だった。山間部と岡山を繋ぐだけでなく、途中区間利用もあったのは少々意外だった。
三門手前で流れたファンファーレの後に「岡山市街地へ入ります」みたいなアナウンスがあったので、降りる準備をする。途中渋滞に巻き込まれたためか、岡山駅前には15分ほど遅れての到着となった。
最後に、このバスは岡山市内に乗り入れる関係からか、市が実施する「運賃無料DAY」の対象となっているようで、その告知ポスターが車内に掲示されていた。無料という言葉には若干惹かれるが、当日のバスは相当混みそうなので、次回はこの日を避けるようにしたいと考えている*7。
岡山市 運賃無料DAY告知
標高差2,721m 2023/9/30のまとめ
日付 | 区間 | 路線バス | 徒歩距離 | ||
---|---|---|---|---|---|
本数 | 運賃 | 走行距離 | |||
2023.08.26 [Sat] | 道の駅笠岡ベイファーム → 笠岡駅前 | 1本 | ¥370 | 7.5km | - |
2023.09.28 [Thu] | 笠岡駅前 → きらめき広場 | 6本 | ¥3,690 | 112.4km | 2.7km |
2023.09.29 [Fri] | きらめき広場 → 新見駅 | 1本 | ¥530 | 23.4km | - |
2023.09.30 [Sat] | 新見駅 → 岡山駅前 | 3本 | ¥2,440 | 96.1km | - |
累計 | 4日 | 11本 | ¥7,030 | 239.4km | 2.7km |