神岡営業所に到着すると、乗ってきたバスは洗車場へ突っ込んでいった。今日の仕事はこれで終わりなんだろう。一方、地鉄のバスはすでに車庫にはいるが、まだバス停まではやってこない。その前に高山行のバスが停留所前に入り、浴衣姿のお客を乗せて先に発車していった。どこかで祭りでもあるのだろうか。
2017.08.12[Sat]
濃飛バス神岡営業所17:00→富山駅前18:22
富山地方鉄道 神岡・平湯温泉線、51.2km
富山~新穂高・平湯間は濃飛バスと富山地鉄が共同運行しているが、それぞれで呼び名が統一されていないのでわかりにくい。どちらも特急バス*1で変わりはないが、濃飛バスの場合は「奥飛騨温泉郷~富山線」*2、「富山線」*3、「奥飛騨 富山線」*4と3種、富山地鉄は「神岡・新穂高・平湯温泉線」*5、「神岡・平湯温泉線」*6の2種、合計5種が確認できた。共同運行を行う場合、それぞれのバス会社からみた目的地が異なることから、「○○号」といった共通の呼び名をつけることが多いが、両社ともそういったことをしないため、呼び名が多岐にわたるのだろう。利用者からみると分かりにくいので、なんとかしてほしいところである。
バスは定刻に発車した。以前検討した高山から来るバス*7はそれまでに到着しなかったので、よほど運が良くないと乗り継げないものと思われる。乗客は10人程度。バスは順調に国道41号を進んで富山県へ、同時に富山市内へと入ることになる。富山空港前へのルートは空港口の交差点から単純に往復するのかと思ったが、下熊野南の交差点を左折し新保の方から向かった。こういうのは乗ってみないとなかなか分からない。
乗客の変化は富山空港前で1人降りたのみ。富山市内で道が混んだせいか富山駅前に15分ほど遅れて到着した。いつの間にか雲が厚くなっていて、暗くなりつつある。約10時間の乗り継ぎとなったが、富山~名古屋間の高速バスは3時間40分ほどで着いてしまう。ちなみに富山発の名古屋行最終は19:20発、このルートを使っても名古屋からは日帰りが可能なのは素敵だが、さすがにやりたいとは思わない。