2019.04.26-05.03 4/30の移動まとめ

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  • 中村駅11:00→佐賀駅11:56/高知西南交通、¥1,000、29.9km
  • 佐賀駅佐賀駅前/徒歩、0.1km
  • 佐賀駅前13:07→窪川駅前13:40/四万十交通、¥960、21.6km
  • 窪川駅前15:30→大野見16:20/四万十交通、¥1,120、27.1km
  • 大野見16:25→久礼16:50/四万十交通、¥500、14.1km
  • 久礼…久礼駅前/徒歩、0.1km
  • 久礼駅前16:57→須崎駅17:18/高知高陵交通 矢井賀線、¥390、12.3km
  • 須崎駅17:24→大間17:28/高知高陵交通 梼原線、¥180、1.9km

佐賀駅バス停
佐賀駅バス停


2019.04.26-05.03 四国逆回り27

2019.04.30[Tue]
須崎出張所(発)~須崎駅17:24→大間17:28~梼原(行)
高知高陵交通 梼原線、¥180、1.9km

須崎駅にて
高知高陵交通 梼原行

本日最後のバスで、宿泊先の近くまで移動する。宿泊先への移動といえど、翌日は大間からバスに乗るので、逆回りの一部であることには変わりない。

先ほどのバスでの会話のとおり、同じ運転士で違うバスがやってきた。行き先は梼原*1だが、須崎市内を一周してから梼原へ向かう運用らしく、目的地が終点の梼原なら須崎駅17時40分でも間に合う*2須崎市街からなら乗り換えなしで梼原へ行ける、そういう意味では便利な運用だと思うけど、使い慣れていない利用者から見れば、大間方面へバスで向かうのに「梼原」と書かれたバスに乗るのは躊躇しそうな気もする*3

先ほどのバスに引き続いて乗客はなく、大間までは一人きり。道は少々混んでいたが、すぐに大間へ到着したので、そのまま宿へ。計画変更後の到着時刻を宿へは伝えていなかったため、予定時刻*4よりも早く着いたことに少々驚かれるが、特に何事もなくチェックイン。電話での予約の際にも聞かれた「お遍路さんですか?」の問いに、バスで四国を一周している旨説明すると、宿代が安くなった。おそらくだが、お遍路価格が適用されたのではないかと思う。今回、須崎のこの宿以外はすべてネット経由で予約を入れたが、こういった遍路宿をもっと活用すれば良かったかも、と思うようなお接待だった。

食事は近くにあった居酒屋で済まそうと考えたが、入店すると「今さっき常連さんからカウンターの予約が入った」とのことでお断りされる。仕方がないので、ちょっと歩いて昔ながらの食堂っぽい店に入って、とりあえずビール。その隙に周りの様子をうかがうと、皆さん*5カレーだったので、カレーを頼む。夕食時にカレーの注文が多い食堂、ちょっと珍しい気がする。味は昔ながらのカレーといった感じ、ただ見た目以上に辛かった。なお、帰りがけに先ほどの居酒屋の前を通ったが、常連さんはまだ到着していないようだった。まあ、一見さんの一人客への対応としてはよくある話だが、そういったお断りを食らったのは久しぶりだったので、ちょっとへこむ。


*1:「ゆすはら」と読む。高陵交通の時刻表[pdf]などではひらがなだけで表記されていたりもする。

*2:このバスが再度駅を経由するため。

*3:一応、別掲で「多ノ郷経由」の表示はあったけど。

*4:宇和島・梼原経由なら、19時くらいに到着するはずだった。

*5:といっても1組2人だけだったが。

2019.04.26-05.03 四国逆回り26

重たい雲のせいですでに暗くなりつつある。ライトをつけている車も見かけるくらいの暗さだが、もうちょっとだけ進む。

2019.04.30[Tue]
矢井賀(発)~久礼駅前16:57→須崎駅17:18~須崎出張所(行)
高知高陵交通 矢井賀線、¥390、12.3km

久礼駅前にて
高知高陵交通 須崎出張所行

ここからは高知高陵交通のバスとなるが、高知西南交通以降、すべてICカード「ですか」で乗れるので、バス会社が変わってもあまり意識する必要はない。ただし、「ですか」10周年記念として「コンプリートチャレンジキャンペーン」というのをやっていて、バス会社が変わるたびにキャンペーン応募用の合言葉が変わる。これをメモするため、別会社のバスになったときは異常なくらいにキョロキョロして合言葉を探していた覚えがある*1

久礼駅前までの利用客が降車し、乗客なしになったのちに2人が乗車するが、もう1人は道の川第二ですぐに降りてしまい、乗客は自分だけになる。信号停車の際に次の乗り継ぎのことを聞くと、「須崎駅で乗り換えてください。次のバスも私が運転しますけど、バスは変わります」と教えてくれる。時刻表[pdf]に書かれていた4月1日より大間・多ノ郷駅前方面への乗り継ぎができますというのは、同じ運転士による運行になったから、須崎行のバスが遅れても乗り継げるようになったという意味なのかと、勝手に合点する。また、合わせて「もしかして、営業所に取り置きの件で電話された方ですか」なんて聞かれ、西南交通に電話した昨日のことを思い出したりもしたが、高陵交通には電話していないので、違う旨伝えた。当初は何のことやらだったが、とさでん交通の「バス・路面電車一日乗車券」をそのように入手すればよかったと宿泊先で気づき、臍を噛んだ*2

バスには放送設備が備わっているが、バス停案内のあとに時折「運賃区界です」とか「運賃表が変わりました」といった合いの手が入ることに気づく。後日乗車したとさでん交通もそうだったので、この辺ではそれが当たり前なのかもしれない。まあ、親切と言えば親切なのだが、バス停間が長いところなど、高頻度で言われ続けるとちょっとうるさく感じたりもする。

須崎が近づくと、ロードサイドショップのほか、間取りが1DKくらいの単身用アパートを目にするようになる。単身の若者が住んでいる街にやっとやって来た、そんなこれまでの街に少々失礼な印象を覚える。結局、須崎駅までは乗客のないまま進んで降車。「次のバス停は対向車線から出ますよ」と教えられたので、そちらへ移動して待機する。今日はあと1本、それもほんのちょっとだけバスに乗る予定だ。

須崎駅バス停より撮影
須崎駅


*1:なお、当初の計画では、「ですか」で乗車するバスは4社どまりだったので、そこまで懸命に合言葉を探したりはしなかっただろう。

*2:当初の計画では梼原を経由する予定だったので、そこで件の一日乗車券を購入し(高知高陵交通でも販売はしている)、とさでんエリアはそれで節約しようと考えていた。ルート変更によりそれが叶わなくなって諦めていたが、「取り置き」してもらうというところまで頭が回っていなかった。