2024.02.08-09 標高差2,721m 14

乗りバスする人の朝は早い。宿泊地の都合がつかないなどよほどの理由がない限り、路線バスを乗り継ぐ際は明るい時間にすることにしているため、どうしても朝一のバスを選ぶことが多い。6時には宿を出て、まだ暗い時間ではあるが岡山駅へと向かう。

2024.02.09[Fri]
岡山駅前《標高2.9m》…岡山駅/徒歩、0.4km

バスのいないバスターミナル
未明の岡山駅東口バスターミナル

岡山駅前岡山駅は同じバス停だろう、なんて現地でバスに乗るまでは考えていたが、どうも違っていたようだ。たまたまホテルから駅へのルートでその道を歩いたので、ここに計上しておく。地図上のルートは変な場所を通行しているように見えるが、これは地下道を歩いているためだ。岡山駅周辺の歩道は広く歩きやすいが、地下道経由じゃないとたどり着けないルートもあるので、少々分かりにくいように感じる。実際迷いながら本日最初のバスが出るバス停にたどり着いた。

2024.02.09[Fri]
岡山駅《標高3.3m》06:37→西大寺バスセンター07:11
両備バス 岡山西大寺線、¥400、12.4km

岡山駅にて
両備バス 西大寺バスセンター行

本日1本目のバスは西大寺バスセンター行の最初のバスでもある。岡山駅のバス停に着いた時点ですでに6人が並んでいて、バスが客扱いを始めるまでに行列は14人にまで増えた。早朝から利用者の多いバスだったので、ちょっと嬉しくなる。

岡山駅は乗客17人で出発。動き出すとすぐに岡山駅前に停車して乗客を1人拾う。ここでちょっと驚いたりもするが、前述のとおり徒歩で繋いだことに出来そうだったのですぐに安堵する。NTT岡山前では3人が乗車し、早くもここで立ち客が発生する。朝一かつ郊外へ向かうバスなのにこの混みよう、「大都会岡山」を実感する。ただ、天満屋バスセンター*1中銀前県庁前で計13人が降車して、車内に若干の余裕が生まれた。混んでいる理由の半分は官庁街へ向かう人たちだったようだ。

東山峠で山を越え、さらに東を目指す。岡山駅方面のバス停の待合所が素敵なデザインだったので*2メモを取っていたが、後日ストリートビューで見直すともうちょっとバスっぽくしたらいいのにと思う雰囲気だった。まあ、前知識のない人でも気づけたというのはよいデザインなのかもしれないけど。

停留所の待合室

東進するバスなので、当然朝日と対面しながら走り続けることになる。百間川を越えるあたりでは真正面からの日差しを受ける格好となり、一番後ろに腰かけていても眩しく感じるくらいだった。確か両備バスはサングラス着用を解禁していたはず*3だが、今回の運転士は着用していなかったように見えた。個人的には運転中の眩しさが苦手で、賃貸に住むなら勤め先の東方で住居を探す*4くらいに気にかけている。サングラスが可になってもつけなくて済む、眩しさ耐性が強の人というのもいるんだというのは新たな知見だった。

終点まで断続的に乗降があり、また周囲に人家の絶えない道を進んだのちに終点の西大寺バスセンターへと到着する。西大寺バスセンターで降りた利用者は、奇しくも始点の岡山駅での乗客と同数である17人だった。もちろん、通しで利用したのは自分だけだった。

西大寺バスセンターにて
西大寺バスセンター到着直後の両備バス


*1:上記の地図では経由するルートを引けなかった。

*2:両備システムズニュースリリースにも「両備バスの嶽(だけ)停留所に電子看板を設置しました (旧株式会社リオス) | 両備システムズ」と記載があった。

*3:乗務時の偏光サングラス着用について - 両備バス」のリリースがある。

*4:日勤なら眩しくなる方向へ車を走らせることがないため。