2021.08.08-14 8/14の移動まとめ

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《費用》地鉄バス:¥3,460(3,120)、その他:なし
《移動距離》バス:75.8km、徒歩:なし

地鉄バス乗車累積

牛岳温泉健康センターバス停
岳温泉健康センターバス停


2021.08.08-14 富山県内のバスに乗る39

岳温泉健康センター内で帰りのバスを待っている。入浴と昼食を済ますといよいよやることがなくなるが、テレビを見たり本を読んだり、2度目の入浴を楽しんだりして15時半まで時間を潰し、ようやく入浴施設を後にする。

牛岳温泉健康センターにて
岳温泉にやってきたバス

帰りのバスは若干遅れ気味に到着、3人の若者が降りた。内訳は2人グループと単独の利用者で、次のバスが最終便なのに、どうしてこんなところにきたのだろうと不思議に思っていると、3人ともバス停から離れない。結局そのまま折り返しのバスに乗車した。どうやらバスヲタのようだ。

2021.08.14[Sat]
岳温泉健康センター15:45→富山駅前16:41
富山地方鉄道 [21]山田・牛岳温泉健康センター線、¥1,150(1,040)、25.3km

牛岳温泉健康センターにて
21系統富山駅前行

降車場にあったバス停の前で念のため待っていたが、案の定バスは反対側に停車したので、道路を横断して乗車する。乗客は4人、1人の利用者は迷わずドア側の最前列に着座したので、確実にバスヲタだろう。手にはプチパス*1を持っているようにも見えた。バスヲタって富山にもいるんだな、とつい感慨に浸ってしまう。

来たときと同様に、ただ今度は下り坂をエンジンブレーキを利かせながら下っていく。山田行政センター前のアクセスも同様で時計回りで寄るが、旧山田村内での乗降はなかった。道は基本的に山田川沿いに進むが、茶色の激流が来るときよりも増しているように思う。若干小降りになったようにも思うが、山間部ではまだ降り続いているのかもしれない。

岳温泉健康センター以外での初利用は国立富山病院、利用者は若者だった。ただ、バスよりおしゃれなものが好きそうな女性のように見えたので、宮ヶ島詣でかなと想像していると、予想通り宮ヶ島で降車した。もちろん宮ヶ島からの乗車も多く、8人が乗ってくる。こんなに利用者が多いのなら、ファボーレ敷地内にバス停を作って、そこを経由すればよいのになあと思う*2

混み合ったバス内では、自分の後ろに座った利用者が顎マスクでずっと会話していたので少々不快感を覚えるが、BMIが高そうな人だったのでワクチン接種は済んでいたのかもしれない。いや、それでもマスクなしでの会話はご法度だろうと思ったが、混んだバスでは逃げ場がないので、我慢するしかない。

城址公園前で1人が降車したものの、それ以外の乗客はすべて富山駅で降りた。そんなこんなで1週間がバスで終わったのだった。


*1:地鉄が夏季に実施している、14日間乗り放題の学生向けフリーパス。高校生以上でバスのみだと4,000円、鉄道も込みだと7,800円。

*2:一応、国道359号沿いには「ファボーレ前」というバス停があり、萩の島循環のバスが経由するが、そこもファボーレからはちょっと距離がある。また「ファボーレ」というバス停も敷地内にあるが、これは深夜の富山駅前行のみが発車する。

2021.08.08-14 富山県内のバスに乗る38

次のバスの往復が今回の行程の最後になる。さすがに上野恩*1のイラストや厚切りジェイソンの「Why Japanese People!!」の広告*2にも飽きてきたので、いい塩梅かもしれない。

2021.08.14[Sat]
富山駅前⑥09:35→牛岳温泉健康センター10:32
富山地方鉄道 [21]山田・牛岳温泉健康センター線、¥1,150(1,040)、25.1km

富山駅前にて
21系統牛岳温泉健康センター行

最後のバスは牛岳温泉の往復。岳温泉健康センター行のバスは、現状冬季以外の休日に1日2往復が運転されている。そういえば2018年の「年末年始ふり~きっぷ」も最後は山田行のバスだったなあと思い出す*3

富山駅では12人が乗車、おそらくほとんどがファボーレ目的の利用者だろう。途中乗車もけっこうあって、西田地方出発時の15人が最大。その後は降車のみとなり、やはりファボーレ最寄りの宮ヶ島では6人が降りる。結局、山田行のバスなのに、旧山田村域まで乗車したのはわずかに2人。小島でそんな「相棒」が降車してしまうと、後は終点まで1人きりだった。

山田行政センター付近では、以前乗ったときと同じように時計回りで1周してバス停に寄る。その後は急な坂道をガンガン登る。確かに冬季の運行は厳しそうな道だ。途中には鎌倉などいくつかバス停があるが、休日2往復のみの運行となったバスなんて見向きもされていないだろう。仮にバス待ちで立っていたとしても、運転士がバス利用者と認識してくれるかという点も心配だ。

牛岳温泉健康センターにて
岳温泉健康センターバス停と牛岳温泉

そんなことを考えているうちに終点。牛岳温泉のバス停はなぜか降車側に立っていた。バス停の名称はテープで上書きされていて、よく見ると「次は福野町」の文字が透けて見える。砺波・城端線*4のバスが福光駅前経由になったときに捻出されたもの、すなわち出自は「福光駅前四つ角」バス停ではないかと考える。

牛岳温泉健康センター
岳温泉健康センター

帰りのバスは16時前までない。なのでこの牛岳温泉健康センターで5時間ほど時間を潰すこととなる。料金は650円、自動券売機に「地鉄バス」というボタンがあり、550円と100円安く書かれていたが、よく分からなかったので「大人」のボタンを押す。後で調べたところ、地鉄バスで訪問した人は100円割引になる制度があったようだ。ちょっと下調べが足りていなかったのが無念だ。

何はともあれ入浴。体を洗ったら露天風呂に直行し、心行くまで温泉につかる。新型コロナウィルスの影響か利用者は少なめ、休憩所などの滞在者も含めて全館で10~20人くらいだろうか、ともかくガラガラだった。入浴の後は昼食、なるべくお金を落とそうと思って高めのメニューにする。コーヒーもつけようかと悩んだ挙句にやめにすると、ランチにはコーヒー利用券がついてきたので、さっそく食後にいただく。雨は弱くなる気配もなく、依然として降り続く。九州方面では河川決壊も発生しているようで、テレビでは武雄市の映像が延々と流れていた。


*1:私鉄総連の広告でよく見かけるイラストレーター。個人的にはちょっと苦手なタイプの絵柄。

*2:なんだったっけ? 富山県警の告知だった気がする。

*3:2018.01.02-07 年末年始ふり~きっぷ39」参照。

*4:今回の行程で一番最初に乗ったバス。「2021.08.08-14 富山県内のバスに乗る1」参照。