2021.08.08-14 富山県内のバスに乗る38

次のバスの往復が今回の行程の最後になる。さすがに上野恩*1のイラストや厚切りジェイソンの「Why Japanese People!!」の広告*2にも飽きてきたので、いい塩梅かもしれない。

2021.08.14[Sat]
富山駅前⑥09:35→牛岳温泉健康センター10:32
富山地方鉄道 [21]山田・牛岳温泉健康センター線、¥1,150(1,040)、25.1km

富山駅前にて
21系統牛岳温泉健康センター行

最後のバスは牛岳温泉の往復。岳温泉健康センター行のバスは、現状冬季以外の休日に1日2往復が運転されている。そういえば2018年の「年末年始ふり~きっぷ」も最後は山田行のバスだったなあと思い出す*3

富山駅では12人が乗車、おそらくほとんどがファボーレ目的の利用者だろう。途中乗車もけっこうあって、西田地方出発時の15人が最大。その後は降車のみとなり、やはりファボーレ最寄りの宮ヶ島では6人が降りる。結局、山田行のバスなのに、旧山田村域まで乗車したのはわずかに2人。小島でそんな「相棒」が降車してしまうと、後は終点まで1人きりだった。

山田行政センター付近では、以前乗ったときと同じように時計回りで1周してバス停に寄る。その後は急な坂道をガンガン登る。確かに冬季の運行は厳しそうな道だ。途中には鎌倉などいくつかバス停があるが、休日2往復のみの運行となったバスなんて見向きもされていないだろう。仮にバス待ちで立っていたとしても、運転士がバス利用者と認識してくれるかという点も心配だ。

牛岳温泉健康センターにて
岳温泉健康センターバス停と牛岳温泉

そんなことを考えているうちに終点。牛岳温泉のバス停はなぜか降車側に立っていた。バス停の名称はテープで上書きされていて、よく見ると「次は福野町」の文字が透けて見える。砺波・城端線*4のバスが福光駅前経由になったときに捻出されたもの、すなわち出自は「福光駅前四つ角」バス停ではないかと考える。

牛岳温泉健康センター
岳温泉健康センター

帰りのバスは16時前までない。なのでこの牛岳温泉健康センターで5時間ほど時間を潰すこととなる。料金は650円、自動券売機に「地鉄バス」というボタンがあり、550円と100円安く書かれていたが、よく分からなかったので「大人」のボタンを押す。後で調べたところ、地鉄バスで訪問した人は100円割引になる制度があったようだ。ちょっと下調べが足りていなかったのが無念だ。

何はともあれ入浴。体を洗ったら露天風呂に直行し、心行くまで温泉につかる。新型コロナウィルスの影響か利用者は少なめ、休憩所などの滞在者も含めて全館で10~20人くらいだろうか、ともかくガラガラだった。入浴の後は昼食、なるべくお金を落とそうと思って高めのメニューにする。コーヒーもつけようかと悩んだ挙句にやめにすると、ランチにはコーヒー利用券がついてきたので、さっそく食後にいただく。雨は弱くなる気配もなく、依然として降り続く。九州方面では河川決壊も発生しているようで、テレビでは武雄市の映像が延々と流れていた。


*1:私鉄総連の広告でよく見かけるイラストレーター。個人的にはちょっと苦手なタイプの絵柄。

*2:なんだったっけ? 富山県警の告知だった気がする。

*3:2018.01.02-07 年末年始ふり~きっぷ39」参照。

*4:今回の行程で一番最初に乗ったバス。「2021.08.08-14 富山県内のバスに乗る1」参照。