2018.01.02-07 年末年始ふり~きっぷ35

さて、最終日だ。今日はスタートこそ富山駅だが、昨日と同様最初に乗るのはバスではなく電車だ。

2018.01.07[Sun]
富山06:23→東富山06:28 あいの風とやま鉄道線
あいの風とやま鉄道、¥230

東富山…富山東高校前/徒歩、1.2km

駅に着いたとき、カメラを忘れたことに気づく。これは結構へこむ。へこんだままふらふらと電車に乗り、その後もふらふらと富山東高校へと向かう。東富山駅の北側の踏切は鉄道側のカーブの途中にあるので、カントがあって渡りにくい。車で通るときにいつも思っていたことだが、歩いてもそれは同じことだった。そのうちここは立体交差になるみたいだが、歩行者にとってはカントを越えるよりも大変な上り下りが発生するのだろうか。それはそれで不便で困る。

ふらふらと東高校前にたどり着く。ずいぶん早く着いてしまったので困る。ちょっと遠いが南の方にあるコンビニまで往復し、コーヒーやら朝食やらを購入、戻りながらコーヒーを飲むことでちょっと気持ちが落ち着く。仕方がない、写真については10年前の携帯電話で撮ることにする。

2018.01.07[Sun]
山東高校前07:20→富山駅前07:51
富山地方鉄道 [76]上飯野団地経由東高校線、¥560(500)、11.2km

富山東高校前にて
76系統 富山駅前行

バス停が高校内のロータリーにあるので、バスを利用するためには高校の敷地内に入らないといけない。おかげでこの高校、バスがある限り校門を閉められない、なんてことになっているのかもしれない。しかもこの76系統、夕方こそ両方向あるが朝は上りのみの運転、つまりは高校への通学には利用できない。どういう経緯でここにバス停が設定され、どんな理由で通学に利用できないバス路線を許容したのか、いろいろ妄想がはかどる路線だ。

相変わらず発車時点での乗客は自分だけ、そろそろ慣れてきたがやはりちょっと落ち着かない。針原新町まではまっすぐ南下するものと思っていたが、飯野新屋上飯野団地といったところに寄り道をしつつのんびり南下する。飯野新屋を過ぎたあたりで朝日が車内を照らすようになる。飯野新屋の通過予定時刻が7時27分であるから、立山のおかげかずいぶんと日の出が遅い。ただ、日の出を見たのはこの切符を使い始めてから初めてかもしれない。今日は良い天気なりそうだ、いや、なってくれると嬉しい。

乗客は上飯野新町で1人乗っただけで、他に乗車のないまま終点へ。こんな状態ではなくなってしまうかもしれないが、幸い自分以外の唯一の乗客が定期券のようだったので、この方の利用がある以上、しばらく廃止はなさそうだ。

富山駅に着いた後、30分ほど時間があるので、ベンチに腰掛けてバスの出入りをぼんやり眺める。8時ちょうどに出発する金沢行バスは23人の行列ができている。一度、この時間のバスに総曲輪から乗ったことがあるが、乗れたのは自分を含めて列の前から4人まで、以降の富山市内のバス停はすべて満員通過となったことがある。乗れて良かったものの、補助席で金沢までというのもある種屈辱的な感もある。とりあえず富山駅前で半分程度なら、市民病院前までなら乗れそうな気がする。もちろん根拠はまったくない。


2018.01.02-07 1/6の移動まとめ

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《費用》富山地鉄:¥3,110(2,740)、その他:¥850
《移動距離》バス:81.1km、徒歩:0.2km

地鉄バス乗車累積

電鉄黒部駅前バス停
電鉄黒部駅前バス停


2018.01.02-07 年末年始ふり~きっぷ34

2018.01.06[Sat]
黒部駅前15:57→黒部宇奈月温泉駅16:17
富山地方鉄道 新幹線市街地線、¥300(270)、5.8km

黒部駅前にて
新幹線市街地線 黒部宇奈月温泉駅

本日最後に乗車するのは、北陸新幹線開業時に開設された黒部宇奈月温泉駅行のバス。やってきたバスの車体が他の地鉄バスと異なる塗装となっているのは、この路線の専用車両ということなのだろうか。

新幹線市街地線の車内
新幹線市街地線バスのシフトノブ付近

バスに乗ると、シフトノブ付近に地鉄バスでは見慣れないモニタがついていることに気づく。以前朝日町のコミュニティバスあさひまちバス」に乗車した際に見たことがあるやつで、確か走行ルートと通過予定時間がリアルタイムで更新される素敵なやつだ。ただ、地鉄バスの運転士はプライドからか一瞥だにせず、あまり役に立っているようには見えなかった。コミュニティバスの路線のように複雑であれば役に立ちそうだが、経路が複雑ではない新幹線市街地線では確かにいらなそうだ。ちなみにこの端末、タスクバーから察するに Windows XP Embedded 上で動作しているようだった。

乗客は終点まで自分だけ。電鉄黒部駅を経由した後は新幹線の駅へ抜ける広い道へ出て、まっすぐ黒部宇奈月温泉駅を目指す、個人的にはあまり面白味のないルートだった。もちろん、時間のブレが少なそうなルートなので、新幹線に接続するバスとしてはこのルートで良いとは思う。

途中、「パッシブタウン黒部郵便局」なるバス停を通過する。近くにはこじゃれた低層アパートが立ち並んでいたので、それがパッシブタウンだと思うが、「パッシブ」って消極的とかって意味だったような。ポジティブな言葉を組み合わせることが多い住居関係の名称で、ここまで消極的な名前を見かけることはなかなかない。逆にちょっと気になってしまう。

黒部宇奈月温泉駅へ着くと、折り返しに乗る人が近寄ってきた。そこそこ利用者はあるようだが、数は少ないようで今後が心配だ。ともかく、今日は時間が早いがこれで終了、車で富山へ戻る。明日は最終日だ。少々疲れてきているが、まだ乗り残した長距離区間があるので、何とかやり遂げたい。