2025.09.07-14 interval 4

東海バスの終点である木負農協で降りた3人、1人は「ラブライブ!×東海バス」ラッピングのバスを眺めながら感慨深そうな表情を浮かべていたので、ラブライブ!が好きな人だろう。もう1人はと言うと、待機していたワンボックス車へすでに乗り込んでいた。この先も同席する方のようだ。

2025.09.12[Fri]
木負農協09:20→くるら戸田*110:00
沼津市 ふじみgo! 戸田・江梨線、¥1,210*2、25.0km

木負農協にて
沼津市 ふじみgo! くるら戸田行

ここからは予約制乗合タクシーで戸田へ向かう。前日に電話予約したデマンドバス*3。予約方法は他のデマンドバスと同様、電話で乗りたい日時と乗降バス停と人数と名前を伝えるだけ。他の地域では予約時に電話番号を聞かれる場合もあるが、番号通知が on になっている携帯電話から予約したからか、ここでは聞かれなかった*4。替わりにこの路線で確認があったのは沼津市民かどうかということ。これにより運賃が大きく変わる場合があるので*5、事前に確認しているようだ。

デマンドバスの出発準備はできているようなので、慌ててバスに乗り込む。名前と行先の確認が済むとすぐに出発。タクシー会社*6が運行している予約制乗合タクシーということもあって、タクシーに乗っている気分でしかしないが、一応は乗合運行だし現に見知らぬ同乗者もいるので、かろうじて乗合バス感はある。

富士山ありのストリートビュー(2021年12月、木負農協~久連間)

しばらくは先ほどの東海バスが走ってきた続きとなる海岸沿いの道を進む。この先江梨までは東海バスの路線が残ってはいるものの、そこまで行くバスは沼津駅14時発が1本目となるため、今回はデマンドバスで進んでいる。個人的に気になっているのは、この路線がこれから向かうルートについて。運行ルートには海側ルートと山側ルートの2つがあり、今回乗車した第3便は両コースの時間が設定されている。つまり、予約した人の利用区間によってどちらを経由するかが決まるということなので、どうせなら海側ルートで景色を楽しみたいと考えている自分はちょっとやきもきしつつ窓から景色を眺めている。乗車時にどちらのルートで行くかの案内はなかったので、キーとなるのはもう1人の利用者の行先だ。海を眺めつつ*7、分岐点の東古宇の先でどちらへ向かうか注視していると、海沿い続行となった。相当嬉しい。

江梨まではいくらか集落を見かけたが、それを過ぎるとほとんど住宅を見かけない道となり、また幅も狭くなって険しくなる。海側の眺めも樹木に遮られがちで、せっかく見えるようになった富士山も以降では確認できなくなった。やがて廃ガソリンスタンドのような建物が見えたあたりで右折し、海へと降りていく。どうももう1人の利用者は大瀬岬へ向かう方だったようだ。運賃の支払い*8と帰りの予約バスの時刻を確認をしたのちにバスはUターンして出発となる。大瀬岬での停車中、自分は東海バスが使用していたと思われる大瀬岬バス停(棒)を発見して喜んでいた。

大瀬岬に残されていた東海バスのバス停

もう1人の利用者のおかげで、海側コースだけでなく大瀬岬経由で乗車できるという幸運を手にする。ここから先は南へ向かうルートとなり、西伊豆の海岸線を伝う狭い道を進んでいく。木々の生い茂り方が半端なく、海を眺められる場所は限られてくるものの、崖の上に道路があるためけっこうな高さから眺める駿河湾の景色もなかなか良かった。井田という集落の上方を通過すると、次の集落はもう戸田。40分の楽しいドライブののちに目的地である海側ルートの終点くるら戸田へと到着した*9

戸田バス停
途中経由した戸田バス停


*1:「戸田」は「へだ」と読む。

*2:沼津市民であれば¥800で利用可能。

*3:吉原中央駅での待ち時間中に予約した(「上・京・物・語 34」参照)。

*4:他のデマンドバスでも「今表示されている電話番号でよろしいですか?」といった確認で済む場合が多い。

*5:今回乗車した区間の差額は¥410だが、利用区間によっては倍以上の差が出る場合もある。

*6:運行は戸田交通が担っている。

*7:このあたりで今回の移動中初めてかつ唯一の富士山を目視確認することができた。

*8:聞こえてきた金額は沼津市民ではないことを示していた。

*9:ちなみに山側ルート経由の場合は戸田が終点となるため、くるら戸田は途中経由地となる。