上・京・物・語 (Local Bus Version) 20

佐久間駅にて
佐久間駅浜松市立佐久間図書館*1

ここではけっこう時間がある。次のバスは佐久間駅でなくても乗り継げたが、ここを選んだ理由は駅に図書館が併設されているため。涼みながら当地の書籍を眺めているだけで簡単に時間が溶けていった。また、近くにはスーパーもあり、昼食はそこで済ませた。スーパーに隣接する会議室みたいなスペース(コミュニティールーム)が利用者に開放されていて、付近で仕事をしている人たちが車でスーパーにやってきて、スーパーで購入したものをそのスペースで召し上がってから出て行く、といった感じでけっこう利用されていたのが印象に残った。

2025.09.09[Tue]
歴史と民話の郷資料館(発)~佐久間駅12:38→西渡駅バス停*212:49~元城西幼稚園下(行)*3
浜松市 佐久間ふれあいバス 瀬戸・横吹方面線、¥300、5.4km

佐久間駅にて
佐久間ふれあいバス 元城西幼稚園下行

2時間ほどのインターバルで次のバスとなる。このバスは予約が必要なデマンドバスで、昨日の上矢作病院前で予約を入れたバスになる。予約時に乗降バス停を伝達済なので、乗車する際は予約時の名前を名乗るだけでokだ。車内に利用者はすでに2人いて、佐久間駅では1人降り、もう1人は自分が降りたバス停よりも先へ乗っていった。

佐久間駅を出発するとすぐに国道473号へ出て、基本的にはこの国道を天竜川沿いに進む。途中での乗降はないまますぐに西渡地区へと入り、集落内の旧道へ入ったあたりで運転士から「西渡は…(どちらで停めましょうか?)」と確認があったので、「駅でお願いします」と返す。集落を抜けた先の、国道に合流する橋のたもとにある交差点付近でバスは停車した。

西渡駅バス停にて
西渡駅バス停を出発する佐久間ふれあいバス

到着した西渡駅バス停、名称がくどいような気もするが、佐久間ふれあいバスでは路線図でも時刻表でもこの名称で書かれているので、これが正式名称と思われる。かつては国鉄バスが運行していた路線であるため、バス停なのに「駅」を名乗っているのだろう*4。そんな西渡駅に佐久間ふれあいバスが乗り入れるにあたって、同じバスの停留所ではあるものの「駅」を名乗るのは畏れ多く思ったのか「バス停」を付与した、みたいな経緯かもしれない。バス停には待合室と詰所を兼ねたようなプレハブがあり、待合室内にはトイレもあるようだった*5

西渡駅
西渡駅

ここでは30分ほどの待ち。バス停に並んで茶店みたいな建物があったが、この日は店を閉めていた。店舗兼住宅に人の気配はなかったが、店舗内の日めくりカレンダーが近い日付を示していたことから、別の日なら営業しているのだろう。待ち時間があったのでこの店で休みたかったのだが、営業していないのなら仕方ががない。バス停横には種田山頭火の句碑があった。「水があふるゝ 山のをとめの うつくしさ」、後日調べたら、浜松市内には他にも山頭火の句碑がいくつかあるようだ。俄然浜松市に興味が湧いてきた。

種田山頭火の句碑
水があふるゝ 山のをとめの うつくしさ


*1:建物左側隅にある白地に青文字の掲示佐久間駅バス停。

*2:「西渡」の読みは「にしど」。

*3:デマンドバスのため、正確な行先は不明。

*4:詳細はwikipedia:浜松市自主運行バス北遠本線に譲る。

*5:なお詰所は2階だが、裏にある階段からのアクセスは現状難しそうな状況に見えた。