山奥の終点バス停で同時刻に到着・出発となる場合、さすがに接続はするだろうとある意味舐めた考えをしていたが、ちゃんと接続してくれたのでほっとする。
2025.09.08[Mon]
下津具15:16→老平15:32~豊根村役場前(行)
おでかけ北設(豊根村) [5]豊根設楽線、¥200、10.2km
乗り継ぐ前のバスの利用者も自分だけ、もちろん乗り継いだ後のこのバスも自分だけだ。乗車するなり「老平*1までお願いします」と声をかけて着座する。3本目の「おでかけ北設」は豊根村のバス、豊根村は愛知県最奥の自治体だ。下津具出発後は少しだけのどかな風景の中を進むが、すぐに険しい川沿いの1車線しかない道へと飛び込んでいく。豊根村のバスということからか、「おでかけ北設」グループのバスでも設楽町内にあるバス停は出発地の下津具のみだ。
ちなみに津具地区の河川(大入川)は、乗車しているバスが走行している道路に沿って流れており、一緒に豊根村に入ったのちは佐久間の方へ流れていく。つまり、田口付近と下津具あたりとは同じ設楽町内でも水系が大きく違っている*2。そういえば稲武から田口まで乗ったバスで並走した名倉川も豊田市側の矢作川に注いでいるので、設楽町は様々な水系が町内に存在する自治体のようだ。一瞬珍しいかな、なんて思ったけど、平成の大合併でそんな自治体がたくさんできていそうだ。
下流方向へ進んでいるのに山奥へ進んでいるという違和感に慣れないまま、津川付近で国道151号に合流するも、次の金越付近ですぐに右折して国道から離れて進む。ここまでくれば老平はすぐ。トンネルを抜けると運転士より「どちらで止めましょうか?」と聞かれたので、バス停より150mほど手前で降ろしてもらった。
ここでは「湯~らんどパルとよね」に寄って汗を流す。ただ、その日帰り温泉施設まではバス停から距離&上り坂があり、温泉に着いたときには汗だくだった。個人的なわがままを言わせてもらえば、温泉が営業中ならここまでバスが寄り道してくれたらいいのにとは思う。なお、この温泉は木・金休みの13:00~19:00営業という変則的な営業時間で*3、そのせいか利用者も少なくのんびり過ごすことができた。露天風呂の休憩所の足元には普通の木材ではなく敷居が並べられていたのが印象的だった。

湯~らんどパルとよね
