2025.04.26 能登島往復 3

次のバスは、同じ七尾駅でもドン・キホーテなどが入居している商業施設「パトリア」前より乗車となる。

2025.04.26[Sat]
公立能登総合病院(発)~七尾駅前10:37→マリンパーク島の湯11:11のとじま臨海公園(行)
能登島交通 曲線、¥650、17.7km

七尾駅前にて
能登島交通 のとじま臨海公園

能登島交通のバスは中扉は利用しない前乗前降の濃飛バススタイル。バス停での待ち人は自分を入れて3人、加えてすでに乗車中の1人を合わせた計4人で七尾駅を出発する。利用者は、自分以外は地元の利用者っぽい感じ。次の食祭市場(三林医院)までは川沿いの道を進む。川には橋がいくつか架けられていて何となく覚えのある風景だったので、「君は放課後インソムニア」で出てきたところかな、なんて想像する。たぶん乗車しているバスの路線名「曲線」*1から短絡的に思いついたので、違っているかもしれないけど。

御祓川と泰平橋とシダレヤナギ

能登食祭市場の前を左折すると、海岸沿いの道ということもあってか、地震の影響で相当路面が波を打っている。ただ、運転士は慣れているので、減速が必要な凸凹ポイントでは適切な速度に落として通過する。車内はAMラジオが流れている。コミュニティバスではよくある姿だが、日本バス協会加盟のバス会社ではあまり見かけないスタイルだ。個人的には車内アナウンスを邪魔しない音量なので全然いいと思う。

和倉温泉駅までは松百新町*2で1人降りた以外は乗降がなく、車の流れに乗ってバスものんびり進むが、和倉温泉駅で観光客らしき8人が乗車し、車内は一気に賑やかになる。おそらく和倉温泉のとじま水族館へ向かうのだろう。一方、七尾駅からの利用者は半分が和倉温泉駅までで降車している。同時間帯に北陸能登バスの運行もあるが*3、なぜ北鉄ではなく能登島交通を利用したのかは気になるところだ。観光客目線では七尾~和倉温泉間は共同運行すれば良いのになんて思ってしまうが、運賃は一緒ではあるもののバス停位置や名称が異なったりするので、現状のままでは難しそうだ。

和倉温泉地区はどの路線バスも和倉観光会館前*4側からの時計回りで侵入する。和倉温泉(つじ薬局)では乗降がそこそこありそうと想像していたものの通過で、和倉温泉駅からの観光客はすべて能登島を目指すらしい。能登島大橋を渡り始めると海が見えるので観光客はひとしきりはしゃいで写真を撮り始めるが、自分は地震のせいで崩れた崖を見つけてしまい少し悲しくなる。和倉温泉内を通過した際も感じたことだが、まだ工事中のホテルやこれから解体する建物、そして仮設住宅を目にしたため、被災者が普通の生活へ戻るにはまだまだ時間がかかりそうに感じた。

2021年7月のストリートビュー能登島大橋より)

2024年9月のストリートビュー能登島大橋より)

能登島に入って初めてのバス停は大橋駐車場。ここは南線へ乗り継ぐジャンクションとなるバス停だが、あいにくこのバスには接続する便がなく降車はなかった。ここはかつてドライブイン的な食堂があり、そのころは駐車場の利用も賑やかだったらしいが、そんな食堂のあった場所はすでに更地となり、バス停と駐車場のみが存在する場所になっていた*5。島内での最初の乗降は須曽で、ここでの降車により七尾駅からの利用者は自分だけになったけど、自分も4つ先のマリンパーク島の湯で降りる予定だ。マリンパーク島の湯到着前、バスは島の湯の駐車場で旋回してからバス停に停車する。ここは祖母ヶ浦線の乗り継ぎバス停だが、大橋駐車場に引き続いて接続するバスがないらしい。南線や祖母ヶ浦線へ乗り継ぐ利用者がどれくらいあるのか見たかったので、これはちょっと残念だった。

マリンパーク島の湯にて
マリンパーク島の湯バス停とひょっこり温泉島の湯

降車の際は運転士より島の湯の割引券が渡された。ちょうど次のバスの乗り継ぎ待ちで入浴するつもりだったので嬉しい対応だ*6。バスを降りるとそのままひょっこり温泉島の湯へ。浴室や露天風呂は広く、利用者もそれほどいないので、ゆったりとした入浴を楽しむことができた。


*1:路線名なので「きょくせん」ではなく「まがりせん」。曲は当該作品の登場人物の姓と同じ。ちなみにこの路線名はバスの行き先となる能登島の集落名より採られている。

*2:「松百」は「まっとう」、100を10と読むのは難易度が高い。

*3:七尾駅前10:25→和倉温泉10:44という能登島交通の約10分前に運行されるバスがあり、しかも能登島交通と同じ能登食祭市場経由だったりする。

*4:北鉄能登バス加越能バスは「お祭り会館前」となる。

*5:この食堂は、現在別の場所で仮営業中

*6:確か550円が450円になった。これは他の割引(JAFやイオンカードなど)と同一額の対応と思われる。