次に乗るバスは約1時間後。時間があるので周辺をのんびり散歩して過ごす。
2025.04.26[Sat]
脇(加越能バス)…脇(北鉄能登バス)/徒歩、1.7km
能越県境PAを経由して、脇・大泊地区を巡るルートを散歩した。能越県境PAは一般道側からもアクセスできるようになっていたので、ついでにトイレを済ませたりした。脇の乗り継ぎ時に急に用を足したくなったときは便利な施設だ。ただ、麓からだと急いでも10分程度はかかりそうなので、人間らしく生きるためには早めの行動が肝要だ。

国道160号上の富山・石川県境
パーキングエリア付近で石川県へと入り、大泊地区を経由してから富山県へと戻る。半年前に訪問した新脇を経由して脇へと戻ったが、歩いてもすぐなほどこのバス停間はえらく短い。石川県のバス会社がわざわざ富山県内に便宜を図る理由もよく分からず、何らかの理由があって今の新脇バス停が存在するのだろう、くらいの推測しかできないが不思議なバス停だ。

北鉄能登バス脇バス停と新脇バス停(赤矢印)
散歩から戻ったら丁度良い時間になっていた。北鉄能登バスのバス停で待っていると、石川県方面からポンチョがやってきた。次に乗るバスだ。
2025.04.26[Sat]
脇09:05→七尾駅前09:43
北鉄能登バス 脇線、¥780、20.4km
2ドアタイプのポンチョに乗車する。この車両は中ほどのノンステップ部分に座ると外の景色が眺めにくいので、最後部の一段高いところに腰かける。バスはすぐに出発し、車内放送は「次は新脇です」とこの路線の行き先を案内せずに次のバス停案内を優先する。それくらいのバス停間距離だ。新脇を通過すると、ようやくこのバスが七尾駅前行であることを明らかにしつつ県境を越えて、石川県内最初のバス停である東大泊を通過した。
この路線は10年くらい前に今回と同じ脇乗り継ぎで高岡から七尾方面へと抜けたことがある。そのときは湯川温泉へ日帰り入浴に行くために、脇・太田八幡と乗り継いで向かったが、見事休業日に訪問してしまい肩透かしをくらった*1。今回は七尾までの乗り通しなのでそんな不幸はなさそうなので安心だ。
しばらくは加越能バスの脇線から続く景色の中を進む。良い天気で富山湾も波がなく、平らな水面がずっと続いていて、まるで歩いていけそうな錯覚さえ感じてしまうくらいの海だ。しばらくは乗客1人で進むが、黒崎と庵港でお年寄りを1人ずつ拾っていく。その間、大吞保育園前で時間調整の停車が入るが、バス停前にあった保育園はしばらく開園されてなさそうな雰囲気だったのが切なかった*2。
雰囲気のいい沢野バス停
百海*3を過ぎると、これまで北上してきた海岸線沿いの道が西へと向きを変え、坂を登ってトンネルへと侵入していく。トンネルを抜けると国道から外れ、沢野の集落へと降りていく道を進んで沢野バス停へ、この後殿・太田八幡と3連続で乗客があり、車内も賑やかになっていく。乗客数の最大は矢田新東出発時点の10人、想像していたよりも利用されている路線だった。
川原町を過ぎると「次は七尾駅前」のアナウンスが入るが、確か1つ目の七尾駅前はダミーで本当の駅前じゃないはず、といったおぼろげな記憶が蘇ってくる。ほとんどの利用者がここで降りるようだが、終点のはずなのに降車ボタンを押して降りるなど、乗客の挙動も少々不自然だ。実際、駅前通りの交差点手前にバス停があり、駅前の複合施設などに行く際はこちらが便利なようだ。こういうことならバス停名を別につけても良いように思うけど、そうなっていないところがちょっと不思議だった。
結局、半分以上の利用者が1つ目の七尾駅前で降り、終点の七尾駅前で降りたのは3人だけだった。まあ、駅自体に用がある人より駅付近の施設に用事があって街へ出てくる人が多いだろうし、自分も駅という施設にあまり用はなく乗り継ぎポイントとしての利用に過ぎない。ただ、ここでも1時間ほど時間があるので、駅のベンチに腰かけて駅員さんの的確な案内やサポートを眺めたりなどして過ごした。ICOCAエリアにも関わらず列車別改札という非常に珍しい運用は見ていてなかなか楽しかった。


