
快晴の高岡駅前
天気が良いので、久しぶりにバス旅に出かける。今回は高岡から能登島を目指す。高岡駅南の旧ダイエー跡地の駐車場に車を止めて、駅北のバス停へと向かう。
2025.04.26[Sat]
高岡駅前07:00→脇08:04
加越能バス [47]脇線、¥520、29.2km

加越能バス 脇行
まずは氷見方面の朝一番のバスに乗車する。高岡駅前からの利用者は7人と多く、うち6人は氷見市内まで利用していた。高岡~氷見間はJR氷見線もあり、所要時間や運賃はどっこいどっこい*1だが、運行本数は30分に1本程度あるバスの方が断然優位のため*2、バスの利用者はいつも多いように感じる。大坪町付近ですれ違った高岡駅前行の氷見市民病院発の1番バスにも立ち客が確認できるくらいの利用者があったので、沿線住民の公共交通機関としては路線バスの方に若干分があるように思う。
内免で1人降車し、新守山や国泰寺前*3で時間調整をしつつバスは進む。上泉で2人が降りたものの、残った4人は氷見駅口よりも先まで利用していたので、利用者の乗車距離はけっこう長めだ。1人が降りた氷見栄町あたりからは、屋根や壁面をブルーシートで覆った家屋や、明らかに最近更地となった土地が多く確認できるようになる。勿論これは2024年の正月にあった地震のせいだ。氷見市内では入口に「要注意」「危険」と掲示された建物もまだあったので、震災の後始末はまだ道半ばといった感じを受けた。

脇線の車窓(たぶん薮田~小杉間)
続く間島あたりからは車窓から海を眺められるようになる。そういえば窓の広い車両だな、なんて感じて外を眺めていたが、帰宅後確認したら2025年より運行が始まった新しい車両だったようだ*4。乗車時には「新車特有の香り」をあまり感じなかったが、車内広告が加越能バスのみだったり*5と、よく考えれば最近走り出した車両の要素はあった。バス車両にはほとんど知識がないのであまり言えることはないが、窓が広いというのは氷見海岸を走るバスには向いているように思う。ただ、朝なので無茶苦茶眩しかったけど。
今年の4月1日より九殿浜から名称変更された九殿浜温泉ひみのはなと中波で降車があったあとは乗客1人でバスは進み、終点の脇へと到着する。自分が降りるとバスは待機場まで進み、折り返し運行までしばし待機していた。

脇到着直後の加越能バス
*1:時間は鉄道の方が若干早く、運賃はバスの方が若干安い。
*2:(今回利用した)守山経由のバスの場合。他にも少数だが伏木もしくは仏生寺を経由するバスが存在するが、運賃は守山経由と一緒でも時間はそれなりにかかってしまう。
*3:ちなみにこの氷見方面行国泰寺前バス停、土台は富山の路線バスらしくホイール使用だが、それに加えてチェーンが(二郎系ラーメンのもやしのように)盛られている(Google ストリートビュー)。
*4:加越能バスのサイト「路線バス 新車導入について」で紹介されているナンバー「52」のバス。