2024.06.28[Fri]
龍翔博物館前(発)~三国駅14:12→越前松島水族館14:39~芦原温泉駅(行)
京福バス [96]東尋坊線、¥450、9.8km
三国駅からは東尋坊を巡るバスに乗車する。東尋坊はずいぶん前に来たはずだがあまり記憶がなく、三国港駅から歩いて行ったことくらいしか覚えていない。そんな東尋坊に再訪しても良かったが、今回は松島水族館に寄り道するつもりでバスに乗車する。龍翔博物館前発のバスには乗客はなく、三国駅から自分と(おそらく中国系と思われる)女性が乗って出発する。出発後バスは九頭竜川岸に出て、三国港駅前まではその右岸沿いに進む。九頭竜川から離れると正面方向に東尋坊のランドマークたる東尋坊タワーが目に入ってくる。中国人の方は聞こえてくるシャッター音から写真撮影に集中しているようだ。
やがてバスは東尋坊に到着する。降車場で一旦停車ののち乗車バス停に移動して5人を招き入れたが、降り方が分からなかったらしい彼女がここで降車した。何せたくさん写真を撮る人だったので、東尋坊よりも次の雄島の方が向いているように思ったけど、それを伝える術を持ち合わせていないので黙って見送る。東尋坊からの5人は2組と1人で、2組はどちらも定年後の夫婦といった雰囲気。この路線は30分に1本のペースで運行されているので、このエリアを車なしで巡るのには都合の良いバスだと思う。
雄島へ寄り道したのちの安島で地元の方が乗車し、またもや寄り道の休暇村越前三国で東尋坊からの夫婦が1組降りた後、自分の目的地である越前松島水族館へ到着した。降りたのは自分だけだった。
松島水族館は一言でいうと「雑多」、もちろん良い意味での雑多だ。それぞれテーマを持った建物がいくつもあって、それが水蛸だったり両生類だったりと、他の水族館ではあまり突き詰めないようなテーマの展示が多いように感じた。また自分好みの「おいしそうな魚の展示が多い」という要素もあり、入ってまず目に入る水槽がヒラマサの大群というのが面白い。他にも何かと出自を明らかにする解説が多く、「~日に××漁港の漁師によって水揚げされたものです」なんて説明を多く見かけた。自分的には駆け足で見たつもりだが1時間では足りないくらいのボリュームがあったので、時間に余裕があるときに再訪したいと思っている。今度来たときは1時間くらいかけてカワウソを愛でたいと考えている。