ここでは約70分ほどの待ち。なのでトンネル1つ向こうにある呼鳥門まで散歩した。
2024.06.28[Fri]
左右…呼鳥門/徒歩、1.8km(往復)
呼鳥門
2002年に呼鳥門トンネルが開通するまではこの下の道路が本道であり、つまりはその時までここを路線バスが普通に通過していたということになる。なかなかすごいが、現在は門の手前で通行止めになっていて遠くから眺めることしかできないので少し残念。
付近では雨の中海岸のごみ拾いが行われていた。このあたりは海水浴場になるようで*1、おそらくそれの準備だろう。砂浜は少なく岩場の多い海水浴場ではあるが、海水はきれいそうな場所だった。なお、上記の Google マイマップでは道路の東側を歩き、かつ銭ヶ浜海水浴場付近で大回りしたように描かれているが、実際は呼鳥門トンネル内は西側にしか歩道がなかったのでそちらを往復している。
のんびり往復して左右に戻ったら9時40分くらいだった。しばらくは待合所で休んだのち、時間になったので道路の反対側に出てバスを待った。
2024.06.28[Fri]
水仙ランド入口(発)~左右09:56→蒲生第二10:09~福井駅(行)
京福バス [78]茱崎線、¥210、7.9km
遠くから近づいてくるバスが見える場所で待つというのは精神衛生上非常に良い。誰もいないバスに乗り込み、先ほど歩いて往復したトンネルを抜ける。呼鳥門からバスに乗っても良かったのだが、トンネル出口付近にあった呼鳥門だとバスがいつ来るか見えないよなあ、なんて左右バス停のすばらしさを再度実感したりする。
乗車したのは茱崎線*2、このバスを乗り続けて福井駅まで行くのもやってみたいが、今回は途中で降りる。茱崎線は朝は上り方向のみ、夕刻以降は下り便のみという典型的な通勤・通学対応路線のため利用する難易度は高めだが、最終の上りの出発が午前10時前と若干遅めなので、今回はなんとか利用することができた。個人的に興味があるのは福井駅20時35分発・水仙ランド入口21時45分着の最終便。これに乗って終点で降りようとしたら絶対運転士に止められると思うけど、あらかじめ何らかの交通手段を用意した上で乗車してみたいバスではある。まあ、これは越前海岸を走るバス全般にいえる話でもあるけど。
蒲生第二で降りるまでに通過した集落は居倉のみ*3。それ以外は現役と廃業済の宿泊施設が1:1の割合で見かけるような―――越前海岸ではわりとポピュラーな――区間が続く。茱崎の集落が見えてくると降りる準備を始めて、蒲生第二で降車した。乗車した区間では自分以外の利用者はいなかった。
2024.06.28[Fri]
蒲生第二…波の華/徒歩、0.7km
蒲生第二を出発する京福バス
ここから先は波の華から出ているバスに乗り継ぐのでちょっとだけ歩き、また乗り継ぎの合間に近くの波の華温泉で日帰り入浴と昼食を済ます。露天風呂はサッシで囲われたスタイルだが、荒天のことを考えるとこうする他ないのだろう。窓は開けられるので思ったより開放感はあるが、眺めがあまり良くないのは残念だった。
昼食時に福井新聞を読むと、京福バスが全路線の半分近くで廃止・減便を検討しているとの記事を見かけた*4。福鉄バスも2025年4月に王子保・河野海岸線*5や若狭線で同様の対応を検討しているとのこと。働き手不足ということなのでどうしようもないが、やるせない気持ちになる。
波の華温泉
*1:Google マップにも銭ヶ浜海水浴場というピンが打たれている。
*2:読みは「ぐみざき」。
*3:なお、居倉バス停の待合所内には郵便ポストが設置されていた。あまり見かけない組み合わせだ。
*4:webサイトに上がった記事より紙面の方が(当たり前かもしれないが)詳しかった。
*5:以前「標高差2,721m 61」や「越前海岸バス巡り 3」で利用している。