能美ふるさとミュージアムは思っていたより楽しめた。休日とはいえ朝一ということで、見学者が誰もいなかったという要素も大きい。ずいぶんのんびり見学したあと、ローソンで飲み物を買ってバス停へ。次に乗るのは先ほどスルーした金沢へ向かうバスだ。
2024.06.15[Sat]
寺井中央(発)~寺井史跡公園前《標高14.0m》10:00→金沢駅11:11
北鉄白山バス [42]金沢寺井線、¥790、23.0km
北鉄白山バス 金沢駅行
ここからはICaの出番となる。自分の持っているICaは「金沢→長岡」で金沢に行った際に入手したもの。入手してから一切使用していなかったのでちょっと心配だったが、問題なく使用できた。すでに乗車していた2人*1に加えて2人が寺井史跡公園前から乗車して出発、金沢駅を目指す。手取川を渡る手前には手取フィッシュランドが元気に営業していた。石川の人たちにとっては富山県民における魚津ミラージュランドみたいな施設なんだろうか。気になるところだ。
しばらくは国道8号の旧道のような道を進み、その後は短い区間ながらバイパス化した国道8号も走行する。国道8号上にあるバス停には、上りもしくは下りのどちらかに自転車置き場が付随していた。前回記事でも参照した「寺井史跡公園前,能美ふるさとミュージアム|morisaketen.com」には国道事務所の厚意で作成されたと書かれていたが、自分は自転車置き場のある位置がバス停によって異なっていたことに興味を持った。用意できた土地の都合といってしまえばそうなんだろうけど、じゃあどちら側にあった方が便利なんだろうかなんてことまで考え出すともう止まらない。朝に乗るバス停(上り)に近い方が朝に弱い人には支持されるけど、暗い時間に帰ってくる人は下りのバス停を降りてすぐ自転車に乗れる方が安心だよなあ、なんて妄想が続く。もしかしたら正解はないのかな、というところまで考えたときにはすでに松任に着いていた*2。
松任では6人が乗車して、乗客は11人になる。この後はこまめな乗車が続き、また渋滞もあってバスは遅れ目で進んでいくようになる。松任を抜けると野々市の街を通過して切れ目のないまま金沢の市街地へと入っていく。片町、香林坊、武蔵ヶ辻とまとまった降車があるが、それ以上に利用者が乗ってくる。最終的には金沢駅に5分の遅れで到着、28人がバスから駅に吐き出された。
金沢駅では早めの昼食を済ませておく。駅で食事できるところはどこも賑わっていたが、まだ空席のあったおでん屋で刺身定食。金額的には高めだが値段相応の味で良かった。
*1:このバスは1つ前のバス停「寺井中央」が始発なので、つまりはそのバス停からの利用者となる。
*2:なお、後日 Google マップでざっと確認したところ、下りのバス停側に自転車置き場が設置されるパターン(寺井史跡公園前、下柏野、宮丸)が多く、上りのバス停側に設置されていたのは荒屋柏野だけだった。