2024.06.13-15 標高差2,721m 65

米岡口からは昨日も乗った福浦線に乗車する。バスは2分遅れでやってきた。結果的には直前のバスをもうちょっと乗って吉江*1で乗り継いでも間に合ったようだ。

2024.06.14[Fri]
かれい崎(発)~米岡口《標高15.6m》08:59→福井駅09:36田原町(行)
福井鉄道 福浦線、¥560、11.2km

米岡口にて
福井鉄道 田原町

長距離を走るからそこそこのサイズのバスで来るだろう、という予想に反してやってきたのは日野ポンチョ。自身が6人目の乗客となって福井駅方面へと発車する。利用区間は昨日のうちに予習済だし、どちらかというと面白味のない区間の再乗車ということになるので、ポンチョ特有の低い座面のせいで景色が見えなくてもあまり気にならない。

米岡口の次に停車したバス停は浅水駅前だった。浅水の読みは「あそうず」、地区名は「浅水町」、近くには「浅水川」が流れている一方、小学校の名前は「麻生津小学校」で福井信金の支店名も「麻生津支店」、さらにはかつて「麻生津村」というのもあったようだ*2。いろいろややこしそうだが、地元の人たちはどのように使い分けているのか、加えて当てられた漢字によって「ず」と「づ」の発音を変えているのか、なんて(どうでもいいことばかり)気になった*3

昨日の乗車時には途中乗降がほとんどなかったが、今回は少ないながらも乗降があり、寄り道した赤十字病院でも1人ずつの乗降があった。ちなみにバス停付近には昨日と同じ位置に軽乗用車が停車していた。どうしても停めたくなる場所なんだろうか。今回はクラクションを鳴らされる前に去っていったけど。

路面電車と車道内で並走するようになると福井駅はもう間もなく。福井駅ではすべての乗客が降車し、空身となったバスが田原町方面へと寂しげに進んでいった。

福井駅にて
福井駅到着直後の福井鉄道バス

福井のバスは総じて定時性が高いように感じる。当初の計画では、長距離を走るバスからの乗り換えなので間に合わない可能性が高いと思い計画外にしていたバスにも十分間に合うタイミングでの到着だった。ただ、ここで無理して乗り継いでもあまり意味はないので、急がずのんびりトイレなどを済まして過ごす。この先も成功確率の低い乗り継ぎは避けて進む予定で、実際そのように行動したが、バスの時間精度の高さから福井での乗り継ぎはタイトでも問題なかったのかもしれないなんて今は思っている。

すまいるバス3台(グレー、緑、赤)
福井駅バスロータリーとすまいるバス


*1:鯖江市のバスだとバス停名は「梵・町屋ギャラリー前」になる。

*2:wikipedia:麻生津村 (福井県)、ルビは「あそうづ」となる。

*3:かつて水は「みづ」だったので、今のふりがなで突っ込んでいるのは間違いだ。