2024.06.13-15 越前海岸バス巡り 2

2024.06.13[Thu]
かれい崎…糠長島/徒歩、4.7km

車道の両側にちゃんとした歩道がある
かれい崎バス停付近の歩道

かれい崎からは歩きで進む。もちろんバスがないからだ。かれい崎バス停付近には日帰り温泉施設があるが、この日は休み。もっとも、歩いて大汗を書く前に大汗をかく入浴なんて当初より考えてはいない。

イソヒヨドリはテトラポットで休んでいる
敦賀半島イソヒヨドリ

時間には余裕があるのでのんびりと進むことにする。歩き始めてすぐに福鉄バスの車庫があって、数台のバスが休んでいた。かれい崎発着のバスだけでなく、これから向かう糠長島行のバスもここを利用するので*1、運行本数の割にはここを基地としているバスは多そうだ。

越前海岸沿いに以前歩いたルートとは異なり、このあたりは両側とも歩道がしっかり作られていて歩きやすい道だった。基本は海側を歩いたが、2か所だけ海側が工事中で進めない場所があり、そこだけは山側へ回って進んだ。山側を歩いた箇所はどちらもロックシェッドのある場所。1か所はロックシェッド下の歩道の真ん中に大きな花瓶が置かれ、枯れた花が供えられていた。もう1か所は歩道と車道を隔てる壁に、ピューロランドに住んでいそうな猫や顔を食料として提供するヒーローなどのイラストが描かれていた。どちらも歩行者の通過がほとんどないことを前提に行われたんだろうなあ、なんて思った。実際、この間を歩いている間、歩いている人とすれ違うことはもちろんなかった。

花瓶の置かれたロックシェッド

次のバス停までの道路沿いに集落はないが、ぽつぽつと民宿があって人の気配はある。同じくらいの頻度で廃墟化した元民宿みたいのも見かけたので、ここでの商売は大変なんだろうなと思う。ただ、営業・非営業に関係なく、これらの建物は歩いて進む際に良い目標になった。そろそろ一休みしたくなったあたりで遠方に集落が見えたので、休憩はなしで歩き続けて糠長島バス停へと到着する。1時間ほどの行程だった。着いた直後に飲んだ、付近の自販機で買ったジュースが冷たくて無茶苦茶美味しかった。

糠長島バス停
糠長島バス停


*1:実際、歩いている最中に糠長島方面から回送されるバスを見かけた。