2023.04.20-23 標高差2,720m 9

2023.04.22[Sat]
足湯あんべ湯前…足湯カフェ/徒歩、0.2km

足湯カフェにて
足湯カフェとバス停(赤矢印)

距離は近いが、実際は下の湯へ行ったり朝市広場の新酒まつりを眺めたりしたので、もっと歩いている。温泉に浸かったせいか、あまり疲れを感じていない。この後まだ歩きがあるので、いいタイミングで温泉に寄れたとちょっとウキウキになる。高揚した気分のまま足湯カフェにも寄ろうとしたが、女性客ばかりだったのでさすがに遠慮した。

2023.04.22[Sat]
バラ園(発)~足湯カフェ《標高29.1m》15:41→イオンタウンあつみ16:18~平沢(行)
鶴岡市 温海地域乗合タクシー 平沢線、¥400、15.8km

足湯カフェにて
鶴岡市 平沢行

足湯カフェバス停のある道は一方通行なので、バス停が1つしかなくてもどっちからバスが来るのか分かるのは良い*1。始発バス停から近いこともあってか、バスはほぼ時間通りに到着する。「どちらまで」「イオンタウンまで」「このバス最終便ですけど大丈夫ですか?」*2「府屋まで歩いて抜けるので大丈夫です」といったやり取りをしてからバスは動き出す。ワゴン車タイプの車両での運行なので、その日の利用者はすべて把握しているのだろう。余計なおせっかいと受け取る人もいるかもしれないが、こんなちょっとした気遣いは嬉しくなる。

通常の路線バスよりも車体が小さいことを武器にして、相当狭い道でも突っ込んでいく。小白歯科医院では駐車場で向きを変えてUターン、もみじが丘*3にいたってはGoogle マイマップでは道路扱いされていない施設の前を通過した*4。最初はドキドキしながら乗っていたが、もともと狭隘路線好きなのですぐに楽しくなる。海沿いにあった集落はすべて路地に入っていったので、乗客が自分だけということもあり十二分に狭い道を堪能することができた。

ちなみにこの路線、平日と土曜日に運転があり、日曜日と祝日は運休となる。当初はそれを失念してゴールデンウィーク中、つまり次週の4月29日にここを通過する予定にしていたが、その日が祝日(昭和の日)ということに気づいて1週間計画を早めた経緯がある。土曜の祝日は祝日であることを忘れがちなので、今後は注意したい。

愉しい時間は過ぎるのが早いもので、あっという間に鼠ヶ関駅となりここで高校生が乗車した。イオンタウンあつみへは新潟県内経由で進んだらいいなと期待したが、鼠ヶ関の集落を数字の8を書くようにたどって国道7号の鼠ヶ関交差点まで戻るルートだったのでちょっと残念(なお、庄内交通で運行されていたころは、伊呉野バス停*5を経由して新潟県にいったん入った後イオンタウンあつみへと向かっていたようだ*6)。

イオンタウンあつみで降りると、代わりにおばあさん2人が乗り込み、バスは夕焼けの中を平沢へ向けて出発していった。さて、ここからは歩きとなる。

イオンタウンあつみにて
イオンタウンあつみ到着直後の温海地域乗合タクシー


*1:Google Mapではなぜか道路の両側にバス停アイコンが書かれているが。

*2:平沢(鼠ヶ関)からあつみ温泉方面へ行くバスはないという意味。バラ園行はもう1本あるがあつみ温泉駅発。

*3:バス停名は至近にある障害者就労施設由来のようだ。

*4:もちろん、上記の地図では再現できていない。

*5:新潟県側の集落名だが、バス停はぎりぎり山形県側にあったようだ。

*6:庄内交通が2016年に作成した「庄内交通「バスマップ (路線図)」発行について」にあるpdf「鶴岡市 市街地詳細図(平成28年9月版)」[pdf]で確認できる。