2022.04.30-05.07 departure1

以前も書いたように、宗谷岬まで乗ってきたバスは稚内方面の最終バスのため、今日中に稚内へ進むことはできない。この後は宗谷岬周辺で宿泊するか、元来た道を戻るかのどちらかだ。当初はこの地で宿泊できないか探したが見当たらなかった。したがって残った選択肢は「元来た道を戻る」となる。

2022.05.05[Thu]
稚内駅前ターミナル(発)~宗谷岬17:02→鬼志別ターミナル17:46~中頓別ターミナル(行)
宗谷バス 天北宗谷岬線、¥940、33.0km

宗谷岬にて
宗谷バス 中頓別ターミナル行

鬼志別方面のバスに乗車したことで、厳密に考えたときの最北端バス停も利用したことにもなる。まあ、もうどうでもいい話だ。宗谷岬では1人が降りて自分が乗車、宗谷岬会館前でもう1人降車したので、3人が鬼志別方面への利用者となった。前回の乗車でいたく感動した大岬小学校前から東浦のルートを再び堪能する。何度通過してもここは良い。


東浦への坂からみた鬼志別方面

宗谷岬に滞在していた間はあまり天気が良くなかったが、鬼志別まで戻ってくると街全体に夕陽が届くようになっていた。鬼志別ターミナルでは3人全員が降車した。

鬼志別ターミナルにて
鬼志別到着直後の中頓別行

この日は鬼志別ターミナル近くの旅館に宿泊する。鉄道があったころは駅前旅館だったのだろう、年季の入った宿だった*1。夕食は「ホタテ尽くし」といった感じの、料理のどこかに必ずホタテが含まれているもので、猿払村の特産を生かしたおもてなしだ。個人的には葉物とピーマンとホタテをさっと炒めた感じの1品が美味しく感じた。機会があれば再泊したいと思うくらいなかなか良い宿だったが、この日の宿泊者は2人とちょっと寂しめ。ただ、利用者が少なかったおかげか、10畳1間にひとりで泊まれたのは幸いだった。


*1:とは言え、お風呂は改装済で広く清潔だった。