2022.04.30-05.07 南から北へ255

道の駅の並びでディーゼル車が保存されていた
道の駅おこっぺ ジョイパーク

まだ朝の7時半だが、すでにこの日1本目のバスを乗り終えた。バス停は道の駅に併設されていたが、この時間では何も営業していない。興部駅跡に作られた道の駅には大きめの広場があり、付近の住民が犬の散歩をしていた。それほど大きくない街でも、街の中にある大きな広場というのは存在感がある。かつての駅構内の広大さをアピールしているようにも見えた。

2022.05.05[Thu]
紋別高校(発)~興部07:45→雄武08:16~雄武高校入口(行)
北紋バス 雄武線、¥640、21.6km

興部にて
北紋バス 雄武高校入口行

接続は良く20分の待ち合わせで次のバス、紋別からやってきた北紋バスに乗り込む。乗車中の利用者は5人、ここに2人が乗り込んだが、ともに名士バスからの乗り継ぎだ。紋別からの5人は3人組のアジア系外国人と地元の利用者、そして単独の旅行者。最後の1人からは自分と同じ匂いを感じる。朝一番の雄武方面のバス*1だからか、思っていたより利用されている。なお、名寄へ戻る折り返しの名士バスは2人が乗車して出発していった。

しばらくは丘の間を縫うように走るが、興部と雄武の町界手前で待望のオホーツク海が見えるようになる。日の出岬を経由する際に海岸線すぐ近くを走行するようになるが、波はさほどではない。ただ、これまで自分の中で積み上げてきた印象からか、波はなくても今まで見てきたどんな海よりも荒々しく、人を寄せつけないように感じる*2

バスは寄り道した日の出岬付近を除き、基本的には国道238号を北上して雄武へと向かう。途中の乗車は沢木のみで、誰も降りないまま雄武へと到着した。ここで7人が降車となった。

雄武にて
雄武バス停と北紋バス

北紋バスの出発を待っていると、なかなか動き出さない。どうも外国人のひとりが運賃箱に間違って5,000円札を投入してしまい、返金について運転士とやり取りをしているようだった。バスの運賃箱は厳重でその場では開けられないので、営業所へ行って返金という流れになるはず。結局どうなったかは不明だが、5分ほどで決着はついたようでバスは終点目指して出発していった。


*1:興部までならその前に1本運行されている。

*2:直近に発生したwikipedia:知床遊覧船沈没事故のせいもあると思う。