2022.04.30-05.07 南から北へ243

先行するバスに乗り継げなかった以上、次のバスに乗らず空港に留まっても良いのだが(というか、さっさと昼食を済ませたい)、次に来たバスが見慣れないバスだったのでつい乗り込んでしまう。

2022.05.03[Tue]
新千歳空港国際線86番14:50→千歳駅前15:08長都駅*1(行)
千歳相互バス [16]勇舞空港線、¥230、7.7km

新千歳空港国際線にて
千歳相互バス 長都駅前行

新千歳空港千歳駅の間は、北海道中央バスと千歳相互バス、それに千歳相互バスに交じった道南バスの3社で運行されている。今回の行程の中で千歳相互バスに乗れる機会はこの区間しかないので、空腹よりもバス乗車が優先されるのは自然だ。バスに乗り込んで立体駐車場を見ていると、「満」と「空」の表示が小刻みに切り替わっていた。入場待ちの行列も伸びていたので一般車の駐車場は混んでいるようだが、空腹感と満腹感がこんなふうに切り替わったら嫌だ、なんてことを考えていた。

国際線ターミナルを出発すると、新千歳空港国内線28番そして新千歳空港国内線1番と停車して乗客を拾う。国内線ターミナルのバス停は1番から29番まであるので、28番と1番はほぼ北と南の端となる*2国際線ターミナルからの利用者は自分だけだったが、国内線ターミナルを経由したことで乗客9人となり、この状態で千歳市街を目指す。

千歳相互バスのアナウンスを聞いていると、バス停案内は「次の停留所は南千歳駅南千歳駅でございます」という表現だった。「次は○○です」といったシンプルな放送が多い中、「次の停留所」なんて丁寧な言い回しだったのが記憶に残っている*3。なお、千歳相互バス*4は、朝日町7丁目の手前で左折して市役所前などを経由してから千歳駅へ向かうのに対し、北海道中央バスは曲がらずに千歳駅に直行する。こういった違いで所要時間にも差が出てくるが、その先のバスがしばらくないので、数分の違いは気にならない。

経由地ではいくつかのバス停に待っている客がいたものの、このバスには誰も乗り込まなかった。ちょっと寂しい気持ちになりながら、千歳駅で降車した。

千歳駅
千歳駅

ここでは約2時間待ちとなる。駅の近くにイオンがあるので、そこで遅い昼食を摂った。


*1:駅名は「おさつ」と読む。

*2:詳細は「バスでのアクセス-交通・アクセス | 新千歳空港ターミナルビル」を参照。

*3:鉄道で例えると「次の駅は○○です」ということになるが、「次の停車駅は」は聞いたことがあっても、「次の駅は」は聞いたことがない。

*4:および道南バス