2022.04.30-05.07 南から北へ240

次のバスの乗り換え時間にあまり余裕がないので、どうしても気が急いてしまって早い時間からバス停で待つが、こういうときに限ってバスはなかなかやって来ない。結局6分遅れで目的のバスがやってきた。そして、空からはまた雨がぱらついてきた。嫌な予感ばかりがする。

2022.05.03[Tue]
室蘭フェリーターミナル(発)~東室蘭駅西口11:08→登別12:05登別温泉(行)
道南バス 室蘭登別線(若草小経由)、¥520、22.3km

東室蘭駅西口にて
道南バス 登別温泉

室蘭から登別へは、海側を進んで幌別本町を経由するバスと内陸側の若草小学校前を経由するバスがあり、今回乗車したのは後者の方だ。なお、前者のバスは東室蘭駅を経由しないので、前回のバスを東町ターミナルまで乗る必要がある。若草小経由のバスはロードサイドショップの立ち並ぶ、どこにでもあるような景色の中を進むので、あまり面白味がないとも言えるが、道内ではこれまであまり見てこなかった景色なので、割と新鮮に映る。

東室蘭駅西口を16人で出発したこのバス、途中の乗降は多く、また道なりに進まずに右往左往する箇所もある。そうなると気になってくるのはこの先の乗り継ぎ。予定では登別駅前での乗り継ぎ時間はわずか3分。一部区間が重複するのでその直前の登別で乗り換えたとしても9分しかない*1。この乗り継ぎに失敗すると、宿への到着が2時間遅れの23時到着となってしまう。可能な限りそれは避けたいが、つながるだけありがたいと考えるしかない。

途中の若山町3丁目でバス停の時刻表が見えたので時計と見比べると、ここでも6分遅れのまま。これを「乗降が多かったのに遅れ時間が変わらないということは、この後挽回できる余地がありそう」なんて無理やりポジティブに考えたりもする。事実、幌別駅西口の先、ソーダー工場前*2をもって頻繁な乗降は鳴りを潜める。後は流れのいい国道で遅れ回復を、と淡い期待を寄せるも、寄り道の冨浦から国道に戻る際になかなか合流できず、再度時間をロスしてしまう。

この時点で登別駅前での乗り継ぎは諦め、登別での乗り換えに切り替える。登別には12時9分に到着。ぐるーり道南フリーパスを見せて降車し、約300メートル離れた苫小牧方面の登別バス停へ速足で向かった。


*1:なお、登別で分かれるバスなので、ここで乗り継ぐとバス停同士の距離がけっこうある。

*2:喉を潤す方ではなく、苛性ソーダの方。近くにある北海道曹達の幌別事業所から採った名前だと思うけど、工場は線路の向こう側にあり、踏切の関係で次のクリンクルセンター前のバス停の方が最寄の気がする。