2022.04.30-05.07 南から北へ234

北桧山にて
北桧山で掲示されていた函館バス路線図

3日目は月曜日で平日。昨夕が良い天気だったのに、天候は朝からご機嫌斜め。早々に朝食を済ませてバス停へと向かう。途中で雨が降り始め、傘を出すのが面倒だからこのまま行こうと思うも、信号待ちの際に雨が強くなって耐えきれずに傘を差して北桧山へ。北桧山のターミナルは前日に訪れた江差ターミナルよりも新しく感じたが、どうも作りが駅っぽく感じるので、もともとあった駅舎を転用しただけなのかもしれない。

北桧山にて
北桧山で発車を待つ桧山北高校前行

上記写真の桧山北高校前行は高校生1人のみで出発していったので、今日は高校休みなのかなと思っていたら、自分の乗るバスが出発する時間になるにつれ、高校生が多く集まってきた。通学用の本命バスは先発ではなく、これから来るバスのようだ。

2022.05.02[Mon]
上三本杉(発)~北桧山07:59→長万部駅前09:29長万部ターミナル(行)
函館バス [721]瀬棚・長万部線、¥1,300、61.6km

北桧山にて
函館バス 長万部ターミナル行

やがてほとんど座席の埋まったバスが到着し、北桧山からも多数の高校生がバスに乗り込む。ホテルの朝食をなしにして先発する長万部*1で移動すればよかったかも、なんて思いがちょっとよぎるが、どうせ混むのは高校までだしと思い直してバスに乗り込み、中ドア付近に立つ。

バスは10分ほどで桧山北高校前に到着する。高校の構内のロータリーで停車し、高校生が車内から吐き出された。29人いた乗客が3人にまで激減してバスは出発する。その後、実際の桧山北高校前のバス停を通過したが、通学の利用者が多いときはこのような便宜を図っているのかもしれない。


桧山北高校前バス停(左側は高校のグラウンド)

桧山北高校に寄り道したあとは今金を目指す。途中、高校へ行くと思われる路線バス2本とすれ違う。車内は曇っていてはっきりとは分からなかったが、いずれのバスも高校生が多数乗っていたようだった。桧山北高校前同様に今金も国道から逸れて町の中心部のバス停に寄り道するが、ここは以前駅があった場所だろう。立派な待合所があったものの、利用者はいなかった。


今金バス停

このまま国道230号で抜けるのかな、なんて思っていると、北住吉の手前で右折し、走り良くて短距離である国道経由ではなく、少しでも人家のある川沿いの道を選んで進むが、乗客はない。花石で国道に合流し、美利河ダム前を過ぎるとすぐに分水嶺、川の向きが日本海から内浦湾へと変化する。結局、桧山北高校前以降は乗客に変化はなく、利用者は自分と親子のみ。キャリーケースを携えた母とSwitchに興じる息子といった雰囲気、長い休みということで母親の実家に向かう親子のように見えた。

乗客に変化があったのは国縫まで降りてきてからで、国縫六区で老夫婦が乗り込んできた。国道5号に出て内浦湾に沿って走るようになると長万部はまもなく。長万部駅では全員が降車して、バスは回送状態で長万部ターミナル(という名の車庫)へと去っていった。

長万部駅前にて
長万部駅前到着直後の函館バス


*1:北桧山7:08発。長万部駅前には8:38に到着する。