2021.08.08-14 富山県内のバスに乗る6

手前には日本中央バス、奥にはまいどはやバスのバス停が見える
富山駅前バス停(日本中央バス、まいどはやバス)

富山駅から見て新富町方面、昔は系統番号90番台のバス*1が発着していたバス停へ向かう。バス停内には日本中央バスのベンチが置かれていて*2、付近に日本中央のバス停もあるが、ここを経由するバスは新型コロナウイルスの影響で当面の間運休とのこと。もちろん今回は県外へ向かうバスには用はなく、ここを発着するまいどはやバスに乗車する。

2021.08.08[Sun]
富山駅前16:00→越前町16:35富山駅前(行)
富山市 まいどはやバス 東ルート、¥200(180)、6.9km

富山駅前にて
まいどはやバス 東ルート

2021年4月より、まいどはやバスは経路が変更となり、2ルートあった系統が統合され、運行間隔が20分から30分に、さらに運賃が100円から200円になっている*3中日新聞の記事によると、新型コロナウイルスの影響による利用者減のためとあり、仕方がないものと思われるが、利用者からはいろいろと不満が上がっているようだ。自分の記憶が確かなら、バス停については通り1本程度のずれはあるがそれほど変更にはなってないし、市電や地鉄バスなどの他の交通機関の最低運賃水準までの引き上げならやむを得ないことのように思えるが、継続して利用してきた人から見ればネガティブな変更となるため、そういった声が上がるのも理解できる。ただ、メインの利用者と考えられる高齢者はおでかけ定期券*4を利用することで1乗車100円になるため、負担額はあまり変わってないと思っている。

さて、しばらくバス停で待っていると、富山駅方向からバスがやってきた。停留所付近には軽自動車が止まっていたが、それに乗っていた人と運転士が交代した。循環バスならではの光景だ。ただし、富山駅を前後して利用する人はなく、また出発時点の利用者も3人と思っていたより若干寂しめ。なお、車体の内外には期間限定コラボレーション中のハローキティのラッピングが施されていた。2020年からやっているコラボらしいが、1年以上継続しているのに期間限定ってのもなんだかなあ、なんて思う。

窓や壁面、つり革などにキティちゃんのステッカーが貼られている。
まいどはやバス車内(キティちゃんコラボ)

乗車している人は少ないものの、乗降の頻度はそこそこある。運行時間には余裕があるらしく、アピアでは数分停車した。小さい車体なので、小休止のたびにエアコンの効き目がドアからすべて逃げていってしまうのにはちょっと困ったけど。ルートは大きめのスーパーなどを巡るようになっているため、行ったり来たりでくねくねしているが、その分長時間バスに乗っていられるので、個人的には好みだ。

グランドプラザ前までで他のすべての客が降車し、自分も次の越前町で降りる。さすがに巡回路線を1周利用する勇気はない。

2021.08.08[Sun]
越前町…大手モール/徒歩、0.1km

さて、総曲輪からバスで駅へ戻ろうかと歩いていると、タイミングよく環状線がやってきたので、そちらで富山駅へ戻ることにする。

2021.08.08[Sun]
大手モール16:39→富山駅前17:00 市電環状線富山地方鉄道、¥210(180)

富山駅にて
市電環状線 岩瀬浜

岩瀬浜からの電車だったが、利用者は多かった。環状線の開業当初は利用者なんてそんなにいないのでは? なんて冷めた目で見ていたけど、現在では日常の足としてしっかり根付いているようだ。


*1:石坂や安養坊方面へ向かう系統。

*2:北陸銀行側の待合室日本中央バスが出発しない反対側にはなかった。

*3:詳細は「広報とやま」を参照のこと。

*4:事前申請と利用者負担金1,000円を支払うことで、9時から17時の間に降車する地鉄電車・市電・バスなどが1乗車100円となる富山市の制度。