バスの接触事故*1が心配だが、利用者にできることはない。大人しく滑川駅前でバスを待つ。地鉄バスや加越能バスは運転士付近の座席を使用不可にしていなかったが、滑川市のバスは運転士直後の座席は使用不可らしく、大きくて青い、イカのぬいぐるみ*2が鎮座していた。これから乗るバスにもいるだろうか、なんて考えたりしながらバスを待つ。
2021.05.06[Thu]
滑川駅前10:35→水族館前11:02~滑川駅前(行)
滑川市 のる my car 北部循環ルート、¥100、10.7km
時間近くにやってきたバスは送迎などで見かけるようなマイクロバスで、コミュニティバス感がない。よく見ると「わ」ナンバー、レンタカーだ。違和感はあるが、運転士が北部循環ルートのバスであると告げるので、利用不可の座席がない代わりにキラリンもピッカも乗っていないバスに乗り込む。滑川駅前での乗客は3人、他の人も恐る恐るといった風に乗車してくる。事故の影響か、なんて勘繰りをしていると、運転士曰く、交通事故の影響ではなくタイヤ交換のための代車、ということだった。計画通りの車両交換ということでほっとするが、一方で事故は事実らしい。警察官が事故処理をしている横をすり抜けて、バスは進む。
滑川市のバスは先払い。運賃は周辺自治体のコミュニティバスの相場より安く、1乗車100円*3。運行曜日も土日祝日運休なし*4と、力が入っているように見える。このバスの乗客も最大で7人と、コミュニティバスにしては多い方、というか利用者数なら直前に乗った滑川駅前行の地鉄バスを越えている。すごい。
バスは滑川駅南口にも寄った後、スポーツ・健康の森公園駐車場を経由して、鉄道路線から離れた場所にある集落を拾いながら東へと進む。代車ということで車内放送や降車ボタンはなく*5、どのバス停で乗降が発生しているのか把握しずらいのが個人的には難点だ*6。
乗客が多いせいか、運転士は「降りる所が近づいたら声かけてくださいね」と言うが、初めて利用する自分にとってはけっこうな難易度だ。ただ目的地は魚津水族館、ミラージュランドの観覧車を目安にすればよさそう。ということで、早月川を渡り始めたタイミングで声をかけ、無事水族館前で降りることができた。
魚津水族館と水族館前バス停
駐車場に車はそれほどなかったが、営業はしているようで、屋外放送から流れる楽しそうな音楽が、逆に切なく心に響いてくる。次のバスへはすぐの乗り継ぎなので、今回は寄り道できなかったが、水族館はけっこう好きな方なので何かの機会に訪れてみたい。