2021.05.05-07 金沢→長岡3

先ほど乗ってきたバスが駐車場に戻ってくると、運転士は別のバスに乗り換えてまた出ていった。これが次のバスになるんだろう。置いていかれたバスは、しばらくすると別の人がやってきて、エンジンをかけて出発していった。こちらはこの後の井波行の最終便になるようだ。

2021.05.05[Wed]
(天竺温泉~)*1竜口谷口(発)~利賀市民センター14:50→鏡町15:31~JR八尾駅(行)
南砺市 なんバス 利賀八尾線、¥210、24.9km

利賀市民センターにて
南砺市 なんバス JR八尾駅

1つ前と同じ運転士だが違う車体*2に乗り込み、今度は八尾へと下る。運転士より「汽車乗られますかね」と確認が入るが*3、あいにく乗客は汽車よりもバスの人なので、駅までは行かない。「鏡町でお願いします」と降車バス停を伝えた。どちら側に座るのかはしばし躊躇したのち、右側に腰掛ける。

利賀市民センターを出発するとすぐに新楢尾トンネルに入り、庄川水系の利賀川から神通川水系の百瀬川(山田川)の谷へと出る。ちょっと面白いのは、利賀川側は集落が谷底よりもずいぶん上方にあり、かつそこからさらに高度を稼いでトンネルへと入ったのに、百瀬川側はトンネル出口とあまり変わらない高さに水面がある点。地理院地図で高度を確認してみると、付近を南北に流れる庄川・利賀川・大長谷川と比較しても明らかに標高がある。谷筋が変わるとこうも違うものなのかと、非常に興味深い。

xxxにて
利賀市民センター付近の断面図

利賀川沿いと同様に、百瀬川沿いも人家は少なく、川沿いに下り始めるとすぐに途切れてしまう。しばらくは川沿いに進むが、百瀬川を3回目に越えたあたりで大長谷川沿いへと沢一つ移動する。途中、栃折に通じる昔の人道トンネルが見えた*4。ずいぶん前に崩落して通行できなくなったと聞くが、入口の封鎖などは行われていなかった。尾根を越えると八尾の栃折集落へと入る。八尾は富山市なので、金沢市南砺市富山市と3自治体を通るだけで県庁所在地間を移動したことになる。


栃折の人道トンネル

以前は栃折集落やその先の室牧ダムのダム湖付近の道が非常に狭かったが、一部は広い道になっていて非常に走りやすくなっていた。ただ昔のままの部分もまだあって、栃折バス停の手前などの区間ではバスも非常にゆっくり通過していた*5。正間トンネル付近でようやく人の気配がするような人家が現れる。正間トンネルの先は仁歩川沿い、さらには野積川沿いにまで谷筋を変えた。利賀川から数えると河川数は5本、山ありすぎ谷ありすぎなルートだ。


栃折バス停付近の道

八尾の市街地へと入ると、鏡町はすぐ。バスを降りると雨はほぼ止んでいた。ここでも待ち時間は50分近くあるので、街並みを散策するなどして過ごす。天気のせいもあるが人通りは少なめ、ただ県外ナンバーの車はけっこう見かけた気がする。鏡町より東方は北側が東向き、南側が西向きの一方通行なのに、それを気にかけずに行ったり来たりする県外ナンバーの車が怖かった。

地鉄バス停側より撮影
鏡町付近のバス停(地鉄バス停側より)

富山コミュニティバスのバス停側より撮影
鏡町付近のバス停(富山コミュニティバスのバス停側より)



*1:天竺温泉発はデマンド運行。

*2:デザイン等は一緒だが、ナンバープレートが異なる。

*3:おそらくだが、富山へ向かう列車との接続が8分(バスの到着が15:35、列車の発車が15:43)ということもあって、念のため確認したのだろう。

*4:右側に座った理由の一つだ。

*5:ただし、この区間は工事が進行中だった。