2020.10.25-31 南から北へ222

駅に戻って函館バスの案内所でICAS nimocaを入手する。あとは鉄道で帰るだけのつもりだったが、予定の新幹線までまだ時間がある。なので新函館北斗駅を今回の終着地点に変更し、今回最後のバスに乗り込む。

2020.10.30[Fri]
函館バスセンター(発)~函館駅前10:55→新函館北斗駅12:18
函館バス [30A]、¥720、28.1km

函館駅前にて
函館バス 新函館北斗駅

バスセンターからの乗客はなく、函館駅から7人が乗って出発、と思いきや「1日乗車券をどこかに落としたみたい」なんてのたまう観光客を降ろしたりして、落ち着かない発車となった。利用者はほとんどが五稜郭公園へ向かう観光客で、みんな手に1日乗車券を握りしめているので分かりやすい。しばらくは函館市電沿いのルートを進む。窓から差し込む陽射しが心地よく、バスの中ではうつらうつらしてしまう陽気だ。五稜郭で3人が乗って乗客は10人となるが、次の五稜郭公園入口でバタバタと観光客が5人降りていく。彼らが降車ボタンを押さずに降車できのはた運転士が機転を利かせたからなのだが、そのことに気づいていた観光客はいなかったみたいだ。

郊外へ向かうバスなので、乗客は減る一方かななんて思いきや、途中からの乗車の方が多い。亀田支所前で4人、渡島総合振興局で3人、ずいぶん進んだ先の中央大川でも4人と乗客を増やして進む。桜岡では先行する33系統・新函館北斗駅行のバスを追い越すが、このバスは函館駅前11時14分出発のものと思われる。函館駅前では来たバスに乗っただけなので特に選んだわけではないが、遠回りするバスに乗ったようだ。七飯市街でも遠回りはあり、ななえ新病院まで登ったりもする。

七飯の市街地を巡っているうちに途中から乗った客はほとんどが降車し、新函館北斗駅まで乗ったのは3人だけだった。今回の「南から北へ」はここまで、あとは新幹線で来た道を戻るだけだ。

新函館北斗駅入口
新函館北斗駅