2020.10.25-31 南から北へ214

2020.10.28[Wed]
大野14:34→三日町15:37~ラピアバスターミナル(行)
南部バス 大野線、¥1,380、32.2km

大野にて
南部バス ラピアバスターミナル行

本日3本目のバスは今日最後のバス。これまでの2本とは違い、いかにも路線バスといった車体がやってきたので安心する。大野からの乗客は3人、街へ出る若者と家に帰るおばあちゃん(想像)。若者はバスを待っている間にタバコをふかしていたが、タバコが吸える年齢なら普通バスなんか使わないよなあ、なんて考え、つい微笑ましく思ってしまう。

予想したとおり、おばあちゃんは洋野町内の関口で降りたので、けっこうな距離を若者と自分、乗客2人だけの状態で移動する。万谷の先で軽米町に入るが、町内での乗降はなし。大道口では軽米町のコミュニティバスからの乗り継ぎも可能だが*1、二戸と久慈を天秤にかけて、今回は後者を選択した*2

土折からは青森県になる。しばらくは道路が八戸市と階上町の境界となっていて、道の両側に人家が並ぶ田代付近など、住んでいる人たちはどういう感覚なんだろう、バス停の所在地はどちらの住所になるのだろう、なんて考えたりする。そんな田代付近は旧道沿いをバスは進み*3石仏付近で道の両側ともに八戸市となる。ただ残念なことに、大野以外での乗客はいまだない。

青森県に入ってからは、これまでずっと高台にある道を進んできたが、こどもの国入口手前で平野部へと出る。石手洗団地前にてようやく始発バス停以来の乗客があり、ほっとする。そのうち道はいつの間にか一方通行となっていて、寺横町では大野から一緒だった若者も降車した。直後、次は三日町とアナウンスが入ったので、慌てて降車ボタンを押す。バスを降りた通りも一方通行、八戸の市街地は一方通行だらけでけっこう感覚がつかみにくい。

2020.10.28[Wed]
三日町…八戸十一日町/徒歩、0.5km

八戸十一日町にて
日が傾きかけた八戸十一日町バス停

さくら野百貨店前でバスを降り、本日の宿へ向かって歩く。その前に翌日乗るバス停の確認を済ませておきたい。八戸には市営バス、南部バス、十鉄バスの3社の路線があって、それぞれが独自のバス停を持っていたりする。十一日町もそうで、市営バスのバス停の先に十鉄バスのバス停があった。三日町からは、ともに「八戸中心街ターミナル」を名乗る六日町で乗り継ぐ方が歩く距離は短いが、明日乗るバスは八戸十一日町始発なので、そこから乗るつもりだ。宿からもそっちの方が近いというもっともな理由もある。

バス停を確認した足でそのまま宿にチェックイン。昨日に引き続いて支払いは2,000円台だが、地域共通クーポンはなし。エレベーター内に「宿泊予約は1週間でチェックイン時に期間を短縮した場合、地域共通クーポンは短縮後の分だけ渡します」みたいな注意書きがあったので、もしかしたらそういうことをやった人に渡してしまったのかもしれない。クーポンはなくても気にならない*4、宿泊費の安さだけでも十分だ。

本日はスーパーで見切り品を買って部屋で晩酌するつもりでいたが、あいにく近くのスーパーを見つけることができなかったので、さくら野百貨店へ。百貨店だからお惣菜も高いかななんて思っていたが、それほどでもなかったので、刺身や翌日の朝食なども買い込む。天気予報は今晩の雨を伝えるが、明日の降雨は心配ないとのこと。念のため、折り畳み傘を出しやすい位置にパッキングしなおしてから眠りについた。


*1:久慈駅09:35→10:45二戸駅12:35→13:32軽米新町13:45→14:09大道口14:54~のルート。

*2:大道口での1時間待ちが辛そうだ、という点も見送り理由の一つである。

*3:もちろん市町境も旧道沿いだ。

*4:というか、そのためにローソン詣でするものも正直飽きてきている。