2020.07.27-08.01 南から北へ163

2017年に佐多岬を出発してから早3年。「南から北へ」と言いながら、ここ2年はほぼ西から東への移動に終始していた。が、これからはちゃんと(?)北上なので、なんとなく気分がいい。

2020.07.27[Mon]
川越駅14:00→鴻巣駅東口14:46鴻巣免許センター(行)
東武バス [川越03]、¥710、20.1km

川越駅にて
東武バス 鴻巣免許センター行

自社内に西口を経由するバスがないせいか、東口にある東武バスのバス停名は「川越駅」だ。この川越駅からの乗客は7人。途中乗車も含め、すべてが川越市中心部からで、街から郊外へ向かうバス路線の典型みたいな利用形態だった。鴻巣へ近づくにつれ乗客が増えたりするのを想像していたが、そちらの利用者は皆無だったのがちょっと切ない。

川越の街を歩く人は多いように見えた。平日でこれなら休日はもっとひどい混み方になるのでは、と心配になるほどだ。観光客っぽい人も多く、(人のことをとやかく言える筋合いはないが)GoToキャンペーンの効果だろうか。これが因果にならないことを祈りたい。

郊外へ出ると、自分のイメージにはなかった、一面に田んぼが広がる景色に出くわす。川越に近いということでもうちょっと住宅地が多いと思っていたが、田んぼばかりが広がるのどかな風景ばかりが展開する。徒歩橋で自分以外の乗客が降りてしまい乗客一人となったあとは、そんな青々と茂る田園の道を鴻巣へ向けて進むのみ。古名で右折してから、しばらく土手のような橋のような、一直線の道を進む。渡りきった先にある太い標柱で知ったのだが、どうやら川幅日本一の場所らしい*1。確かに長かったような気もしたが、それよりもいろんな日本一があるもんだ、ということの方に感心する。


川幅日本一

鴻巣駅は西口に到着するものとばかり思っていたが、免許センター行は東口経由、鴻巣駅行が西口止まりということらしい。分かりやすいのか分かりにくいのか判断がつかない運用だが、この後東口発のバスに乗り継ぐ自分にとってはうれしい誤算だ。雲が厚いのがちょっと気になる鴻巣駅東口で降車する。巣立ったばかりっぽいツバメが乱舞する中、次のバスを待った。


*1:河川は荒川だ。