2019.09.25-28 南から北へ147

河口湖駅へ最初に到着してから約4時間、ようやく「南から北へ」の続きへと戻る。

2019.09.27[Fri]
河口湖駅12:30→山中湖 旭日丘13:13御殿場プレミアム・アウトレット(行)
富士急バス [C1]、¥770、20.3km

河口湖駅にて
富士急バス 御殿場プレミアム・アウトレット

当初は30分後に出るJR御殿場駅行のバス*1に乗るつもりだったが、人混みがひどいので1本早いバスで進む。御殿場駅行とは経由地が異なるようだが、こちらの目的地はちゃんと通過するようなので、安心して乗り込む。河口湖駅出発時点では乗客7人、想像していたよりも混んではいない。

車内アナウンスに耳を傾けると、朝乗ったバスから1言語増えて、日英中韓となった。ここまで多くなると、車内放送がずっと流れているようになる。バスの場合、すべてを翻訳するのではなく、多言語による案内は主要バス停だけにとどめ、それ以外のバス停は「バス停ナンバリング」だけ案内したほうが良いように思った。

富士山駅までは線路に沿って走る。富士急ハイランドで1人降車。並行する鉄道も1時間に2本は運行されているが、河口湖駅では駅から富士急ハイランドへ向かう客は基本的にバスを案内していた*2。バス停は線路こそ越えないが、踏切近くにバス停を置いて富士急ハイランド目的の利用者へ便宜を図っている。もちろん駅の正面にゲートがある電車の方が歩く距離はさらに短いのだが。

富士山駅では5人が乗車し、ちょっと混み合ってくる。地元住民が4人、残りが観光客といった割合だ。富士山駅からは一旦富士山を正面に走るようになるが、あいにく雲に隠れて見えず。忍野入口から先は忍野村を経由して進む。忍野八海入口で5人が降車。忍野八海に何があるのかはよく分からないが、外国人も興味を引くような何かがあるようだ。

内野バス停付近で進行方向を変えて国道138号へ再合流し、しばらく進むと山中湖が見えてくる。富士山 山中湖からは湖畔を走るようになり、気持ちの良い景色の中を走るようになるが、そうなると旭日丘はまもなく。山中湖 旭日丘では自分を含めてすべての乗客が降車し、乗客のいないバスは御殿場方面へ去っていった。

1本早いバスで来たので、少々時間がある。小腹が空いたのでバスターミナル*3に併設されたレストハウスで吉田うどんを頼む。今回は何かと名物を食べる機会が多い。出てきたうどんは太くて硬いやつ。好みといえば好みだけど、小腹では収まらない雰囲気。それでも何とか胃の中に収める。

船の形をしているが、正面には車のナンバーもついている
水陸両用バス「KABA」

食事を終え外に出ると、水陸両用バス「KABA」が乗客を降ろしていた。珍しいタイプのバスだが、思ったより興味がわかない。バスっぽくないスタイルのせいか、バス停がないところで客扱いしているせいか。軽く写真を撮るくらいにして、次のバスを待つ。


*1:河口湖駅13:00→山中湖旭日丘13:38。

*2:鉄道の場合、運賃のみで利用できる列車は1時間に1本しかないのに対し、バスは高頻度で運行されているという事情があるようだ。

*3:お土産屋を大きくしたような施設だったが、ここから新宿へ向かうバスなどもあるようだ。