2019.09.25-28 approach1

仕事帰りにそのまま駅へ向かい、「南から北へ」の続きを進めるために伊那大島を目指す。もう来ないだろうと思っていた高岡駅だが、新幹線を利用するだけで駐車場が1週間無料というメリットが強すぎて、またお世話になる。

2019.09.25[Wed]
高岡18:09→新高岡18:13 城端線JR西日本、¥5,940

駅そば「今庄」で夕食を軽く済ませた後、城端線へ。この時間帯はどうしても混むが、1駅なのであまり気にならない。外国人と高校生が多いのもいつもの通り。すでに暗くなりつつある点が秋っぽくはあるけれど、まだ若干汗ばむような暑さは残っている。

2019.09.25[Wed]
新高岡18:23→長野19:36 はくたか574号、JR西日本、¥3,560

接続時間があまりないからと、すぐにホームへとあがったせいで、駐車場代を無料化する機械に駐車券を通し忘れてしまう。おかげで帰りも新高岡まで新幹線で来なければならない、ちょっとだけへこむ。

乗車した新幹線ははくたか。各駅停車タイプだが、かがやきの追い越しがないためか、そこそこ早い。空いた自由席でくつろいでいると、1時間ちょっとの乗車時間で早くも長野。ただ、道のりはまだ半ばにも達していない。この先まだ3時間近くは電車に揺られて進まなければならない。

2019.09.25[Wed]
長野19:52→岡谷21:37 篠ノ井線JR東日本

名古屋行の特急しなのに接続するはくたかで長野に着いたものの、塩尻から先は後発の普通列車への乗り継ぎとなるので、長野からそれに乗って進む。松本方面への普通列車は1時間に1本、利用者はそこそこ多く、4両でも割と混んでいる。ただし、半分くらいは篠ノ井までで下車、少しの立ち客と居眠りする着座した乗客でのんびり進む。

松本ではほとんどの乗客が入れ替わり、また混雑し始めるが、塩尻に近づくにしたがって徐々に減っていく。塩尻でもまた混むが、松本ほどではない。最終1本前なので、それほど慌てた乗り込みもなく、終始のんびりとした空気が漂う列車だったが、けっこう遅い時間にもかかわらず、高校生がずいぶん乗っていたのは驚いた。

2019.09.25[Wed]
岡谷21:40→駒ケ根22:46 飯田線JR東海

岡谷で降りると10人ほどが自分と同じ乗り換えとなる。ホームの隅っこで待っていた飯田線の車両へと乗り込むとすぐ発車。今日の目的地までさらに1時間、長野県の大きさを肌で感じることのできる移動時間だ。

岡谷では座席が埋まっていたが、辰野で半分以上が降りて、座席にも余裕が出てくる。乗っているのは、酔いが回って饒舌になったおっさんや、地理の副読本を熱心に読み込む女性、ドア横の席が空くまでは決して座らなかった高校生など、いろいろだ。

自動放送でワンマン列車とアナウンスがあるが、実際は車掌が伊那松島まで乗っていて、各駅で集札をしていた。見ていると、こんな時間でもすべての駅で必ず乗降が発生していて、忙しそうだ。飯田線は基本的に駅間が短めで、車内放送も前の駅の出発直後に「まもなく○○駅です」なんて入るくらいの距離。素直に大変だなあと思う。

タクシーくらいしかいない深夜の駒ケ根駅
夜の駒ケ根駅

駒ケ根には11時前に到着。ほとんど人のいない駅前を抜けて、宿に直行する。当初は宿泊先の近くで軽く飲んでから寝よう、なんて考えていたが、開いている店は庄やくらいで、それもラストオーダーの時間は過ぎているようだった。翌日は早朝から動くつもりなので、店を探すよりさっさと床に就くことを優先させ、コンビニで寝酒を購入して宿へと戻った。