2019.08.11-13 南から北へ132

2019.08.13[Tue]
役場08:51→堀越09:18→滝川入口09:30~役場(行)
豊丘村 村営バス [T3]堀越線、¥100、16.3km

役場にて
豊丘村 村営バス 堀越経由役場行

1時間ほど待って乗る次のバスも豊丘村村営バスだ。ここまで乗ってきた壬生沢線とは逆方向へ向かうバスに乗ることで、豊丘村を南から北へ抜ける算段である。降車予定バス停を告げて、合わせてどういう経緯でバスに乗っているかも伝えて*1、おおむね理解いただけた。

堀越線のバスも割と立派なマイクロバスでの運行となっている。車内で聞いた話では、小学校が統合されたためスクールバスとしての運行があるそうで、そこそこ人の乗せられるものでないとまずいというのもうなずける。

役場を出発後、まずは村中心部の主要施設を巡る。市田駅を皮切りに厚生病院、スーパーマーケット「パルム豊丘」が併設された道の駅、果ては南小まで足を延ばす。その後は進路を北に取って、まずは堀越へ。乗車したバスの行先は堀越で、いったん堀越に着いた後、戻りの役場行が滝川を経由するようなルートとなっていて、運転士からもそのような説明を受けている。この場合、運賃の扱いがどうなるのか気になるが、時刻表には同じ路線内であれば、どこのバス停まででも1回の乗車につき100円になります。とあるので、たぶん100円で大丈夫だろう。たとえ200円だとしても問題はないけど。

下耕地の先で右折し、バスは堀越への山道を駆け上がっていく。谷筋の道を走っていた道が尾根を越え、掘割*2あたりで突然見晴らしの良い斜面に出る、その集落が堀越らしい。集会所みたいな建物*3の横にある転回場で向きを変えて小休止、ここが堀越バス停のようだ。運転士曰く、このあたりはマツタケの産地として有名で、廃校を利用した食堂で供される松茸づくしの料理は、シーズン中は常に予約でいっぱいとのこと。周囲の山を見ると、確かにアカマツの森がいくつか見える。一度そんな季節に来てみたいものだが、そう簡単に来れるような場所ではないのも確かだ。

時間になり、折り返しの堀越線として山を下り始める。先ほど曲がってきたところまで元来た道を戻って右折、ほどなく滝川入口へと到着する。運転士に念のため運賃を確認すると、想定どおり100円で良いとのこと。いろいろ教えていただいたことへのお礼をしてバスから降りた。

なお、滝川入口バス停に隣接して、堀越線の運転士からの情報通り、無人販売所があった。小さめだが赤く色づいた桃が6つくらい入って100円、迷わず購入した。味は想像よりも甘みが強く、持ち帰って冷やしてから食べたら非常に美味しかったことを付記しておく。

2019.08.13[Tue]
滝川入口…福与辻/徒歩、0.4km

ここからはとなりの松川町まで、若干だが歩く必要がある。朝に比べて暑さは増してきているが、風があるのでそれほど汗だくにはならない。こういった場所なら、真夏の移動でも問題なく進めるなあ、なんて考える間もなく次のバスが出る福与辻のバス停が見えてくる。遠目に見てちょっと気になったのは、すでにバスが停まっていたこと。時刻表上では1時間ほど待つはずなのだが……。


*1:これを伝えなかったら、あやうく滝川の集落まで連れて行かれるところだった(帰省客と思っていたらしい)。

*2:バス停の名称通り、切通しの道を抜けた先にあった。

*3:Google Street Viewで該当施設を拡大すると、「上ノ垣外研修センター」と書かれているのが分かる。