2019.08.11-13 南から北へ125

赤池駅からは、すぐに接続するバスもあるが、先を急いだところで今日は豊田泊まり、あまり意味はない。同じ豊田行でも路線図上遠回りしてそうな方に乗るため*1、1本スルーして次のバスを待つ。

2019.08.11[Sun]
赤池駅14:40→豊田市15:41
名鉄バス [51]、¥670、16.3km

地下鉄徳重にて
名鉄バス 豊田市

赤池から豊田へは51系統と53系統の2種類があるが、どちらも三好までは同じルートを走る。……と、徳重からのバスにはなかった系統番号が、今度の豊田行には設定されていることに気づく。「2020年4月より名鉄バス全体で系統番号を導入します」と車内広告に書かれていたので、その先行導入みたいなものかもしれない。おそらくだが、営業所単位で導入を進めている最中ということなんだろう*2

日陰でバスを待っていると、出発10分前にドアオープンしたのでさっさと乗り込む。始発バス停なので乗車ドアは開けっぱなし、ゆえにエアコンはパワフルに動きっぱなしだ。

赤池駅からの乗車は6人、出発直後に「渋滞しているため迂回します」のアナウンスがあって、箕ノ手北へ行く最短ルートを採らずに迂回した。箕ノ手北の前には大きなショッピングセンター「PRIMETREE」があって、これに起因する渋滞を避けたものと思われる。ずいぶん慣れたアナウンスだったから、休日はいつもそうしているのかもしれない。

箕ノ手北では1人乗車し、以降は三好まで降車客のみ。PRIMETREEの前を抜けるとすぐに国道153号に出るが、今回の「南から北へ」の行程はほぼこの国道沿いに進むことになる。広くて立派なバイパスということもあって*3、バス停は基本的には側道上にあり、箕ノ手美濃輪池、ひとつ飛んで和合ヶ丘と都度側道へ向かうのが見慣れない光景なのでちょっと新鮮に映る。ただ、それくらいのことで浮かれていると、和合ヶ丘の先の交差点でバイパスから外れてしまい、あとはよくある日本の郊外の風景の中を進む。

乗客は美濃輪池以降で降車があり、最終的には三好上で3人が降りて乗客は自分一人となる。ここで降りたおばあちゃん、乗車時にICカードのタッチをしなかったらしく、降車時のタッチが反応しない。「市バスと違って、乗るときと降りるときの2回タッチしないとダメなんですよ」と運転士は説明していたが、なんとかICカード清算できたようだ*4。もう一人気になったのは若い男性。残金ゼロのmanacaを使用して運賃を表示させ、チャージせず現金精算していた。整理券代わりにICカードを使用するってのはなかなか斬新なスタイルだ。感心した。

三好上の次の三好で時間調整のため少々停車。運転士と2人きりなので少々気まずく感じる。バスは赤池から豊田までの運行だが、利用形態は赤池から三好までと三好から豊田までの2パターンなんだろうと静かな車内で考えてみる。豊田方面の利用は莇生*5から、ただし残念ながら赤池側ほど利用者はなく、終点で降りたのは4人だけだった。

2019.08.11[Sun]
豊田市(西口)…豊田市(東口)/徒歩、0.2km

早い時間ではあるが、本日のバスはこれで終わり。ただ、念のため明日乗るバス停の偵察くらいはしておこうと東口へ出ると、大きな音で音楽が流れている。名鉄トヨタホテルの前*6でイベントが行われているようだ。着いたときは何のイベントか分からなかったが、ポスターを見て「Toyota Citizen Music ☆FES」という「夏フェス」であることに気づく。ペデストリアンデッキからも眺められる*7のんびりした雰囲気の夏フェス、この日は「アイドルデー」ということで、そんな感じの人たちがステージで踊っていた。熱心なファンが数十名くらいの小規模なイベントだったが、おかげで今年の夏フェスは参加済と胸を張って言えるのは嬉しい。なお、眺めてたときのステージには、トランプのマークをあしらったコスチュームの人たちが歌っていたので、おそらく「きゅい〜ん'ズ」のステージを観ていたのだろう。内容や容姿に興味はなかったが、高さのあるヒールで踊るのはさぞかし大変なんだろうなあ、なんてことを思った。

明日のバス停の位置も確認し、やることもなくなったので、その後はさっさと宿泊先へチェックイン。工業都市ということで駅周辺の飲み屋は充実しており、夜は近くにあった焼き鳥屋で軽く飲んだ。焼き鳥よりも山芋と豆腐のステーキが印象的な店だった。


*1:また、これから乗るバスの方が、バス停の数も1つだけ多い。

*2:ちなみに、ここまでのバスが知立営業所の路線で、ここからが豊田営業所となる。

*3:このあたりは豊田西バイパスというそうだ。

*4:おばあちゃん、なぜか整理券は入手していた。

*5:「あざぶ」と読んでいた記憶がある。

*6:正確には旧サティのあった再開発ビル「GAZA」前の広場だったようだ。

*7:ゆえに、観覧無料のイベントだ。