2019.04.26-05.03 四国逆回り38

2019.05.02[Thu]
橘西(発)~橘営業所09:31→徳島駅前10:46
徳島バス [80]橘線、¥700、30.7km

橘営業所にて
徳島バス 徳島駅前行

橘営業所からは一気に徳島駅へ。接続が良ければ前回の起点である川口営業所からの徳島駅前行もあるが、日和佐からのバスに接続する便は途中止まりだったので*1橘営業所で乗り継いだ。なお、前回乗ったバスとこれから乗るバスは、橘西~阿南共栄病院前*2でルートが重複しているので、どこで乗り継いでも良かったのだが、あまり深く考えずに営業所を選んだ。運賃のことを考えた場合、前のバスの終点である阿南共栄病院前まで利用してから乗り換えた方が得だったみたいだが。

橘営業所で7人が乗り込み、乗客9人で発車する。始発となるバス停を出たばかりなのに、ずいぶんと乗客が多い。ルートは昔からある道のような、道幅は狭いが年季の入った商店や住宅が多くある通りを進む。もしかしたら国道55号の旧道じゃなかろうかなんて思ったりもする。まとまった途中降車があったのは富岡*3くらいで、それ以外では乗車ばかり、乗客は増えるばかり。川口からの長生経由のルートと合流する南島を過ぎると、那賀川を越える。阿南共栄病院前は、てっきり病院の構内へ入るものと思っていたがそうではなく、道路上にある普通のバス停だった。こんな場所で乗り継がなくて良かったと胸をなでおろす。

小松島市に入った後も乗客は増え続け、座席はほぼ満席。富岡以降で複数の降車が発生したのは競輪場前、この時点で18人が乗車していたが、3人の少しくたびれた男性が降りていった。続いて日赤病院玄関前でも2人が降車。ここのバス停の面白いところは、玄関前で客扱いしたあと、道路上にある日赤病院前バス停にも立ち寄る点。このバスでは後者での乗降はなかったが、病院と道路を挟んで反対側に住む人たちにとっては、行きも帰りも毎回道路を横断する必要がある玄関前バス停より、往復のいずれかは渡る必要がない病院前バス停の方が便利なんだろうなあなんて想像した。

以降は車内が混みすぎて前を見通せず、どこを走っているのか分からないまま徳島中心部へと進んでいく。最も乗客が多かったのは県庁前出発時の24人、これまで乗ってきた中では(特急バスを除けば)一番混雑したバスだった。結局、徳島駅では21人が降車。四国の県庁所在地の中では一番見慣れている*4駅前を眺めて、少し感慨に浸ったりもするが、人通りも多くて立ち止まっていると迷惑だし、何せ日差しが強すぎる。さっさと次のバス乗り場へと移動する。


*1:川口営業所発の徳島駅前行は、日和佐からのバスが到着する10分前に出発してしまう。

*2:当時。直後の2019年5月7日のダイヤ改正で「羽ノ浦南」と名称変更。

*3:阿南駅の最寄バス停。周囲はお店も多く賑やかだった。

*4:以前から書いているように、徳島県だけ歩き遍路をした影響が大きい。