2019.04.26-05.03 四国逆回り37

待合所の時刻表に「全便ともバス駐車場から発車します」と書かれていたので駐車場に戻ると、同じようなバスが並んでいて面食らう。が、よく見ると「次の徳島方面行」の看板が出ていて、区別がつくようになっていた。

運行系統図の下に掲示されている
「全便ともバス駐車場から発車します」

2019.05.02[Thu]
川口営業所08:16→橘営業所09:01~阿南共栄病院前*1(行)
徳島バス [86]丹生谷線、¥990、28.4km

川口営業所にて
徳島バス 阿南共栄病院前行

整理券は出ていないので、取らずに乗り込む。先ほど乗った日和佐からのバスもそうだったし、そもそも昨日の牟岐行では「整理券は取らないでください」と言われたので、徳島県内のバスで起点から乗車する際は整理券を取らないようにしている。そういうルールで統一されているのなら仕方がないが、出ているのに「取らないで」というのは難易度高いなあと思う。どんなときも整理券を取る運用の方が、分かりやすくて良いような気もするけど。

川口営業所から2人の乗客を乗せて発車する。街へ出るバスだからか、基本的に乗客は増える一方。ルートは国道195号のみで進むためか、蛇行する那賀川の流れへの付き合いは悪い。ただ、那賀川自体も延野のあたりでショートカットしているので、おあいこ感がある。しばらくは川とつかず離れずのルートを進むが、那賀役場前あたりで那賀川からは離れ、道は軽い山越えとなって阿瀬比へ。この辺は徳島の歩き遍路をやったときに通過しているはずだが、まったくもって記憶にない。

再度山越えとなり、開けたところへ出ると桑野上、ここで長生経由のバスルートと分かれる*2。平地に出たのでそろそろ降車バス停かなと思っていると、再度山越えのトンネルがあり、その先の橘西付近では海が見えてきた。海の近くに出るとは想像していなかったので、ちょっと嬉しくなる。その後すぐに橘営業所に到着、営業所の阿南側にある入口から駐車場へ入って、営業所の前で乗降、自分だけが降りた。それほど乗客は増えてなかったが、橘営業所の時点では5人になっていた。

さて、営業所の写真でも撮ろうかとすると、次のバスを待つ利用者が、すでに営業所前のベンチで座っている*3。2人いるので角度を工夫しても必ずどちらかの顔が入ってしまう状態。素晴らしいコンビネーションに翻弄され、営業所の写真は取れずじまいで終わった。

橘営業所の車庫。奥に発電所が見える
橘営業所のバスと阿南発電所の煙突


*1:5月7日のダイヤ改正で「羽ノ浦南」と名称変更。

*2:今回はタイミングが合わなかったため利用しなかったが、長生経由のバスなら川口営業所から徳島駅前まで1本で行ける。

*3:結局彼らが待っていたのは、自分が次に乗ったバスと同じだった。