2019.04.26-05.03 四国逆回り34

しばらく仮設の待合所で待機していたが、バスがやってきたので表へ出る。雨は小降りになってきたようだ。

2019.05.01[Wed]
甲浦駅前15:45→牟岐16:38
南部バス、¥790、29.5km

甲浦駅前にて
南部バス 牟岐

まだ高知県内ではあるが、四国4県目となる徳島県のバスに乗車する。路線は甲浦と牟岐を結ぶものだが、経由地によっていろいろなパターンがあり、徳島バス南部も経由地を分かりやすくまとめた「牟岐/甲浦方面 総合路線略図[pdf]」を用意している。ただし、この全体図には間違いがあって、18番が宍喰駅前を経由しないように書かれているが、個別の路線図[pdf]*1を見ると経由することが分かる。ややこしいことこの上ないが、実際は路線図を見る必要はなく時刻表[pdf]をみればどこを経由するかは把握可能なので、路線図自体の存在意義が危うい気がする。なお、今回乗ったのは、この突っ込みどころ満載の18番の系統、竹ヶ島・宍喰駅前・海南病院の3つを経由して牟岐へ向かうルートである。

甲浦の街を経由しないバスのため、国道55号へ出るとすぐに甲浦大橋への坂を登っていく。橋からは甲浦まで乗ってきた高知東部交通のバスが港の近く、バス停名の文字の通りの岸壁付近で休憩しているのが見えた。橋を渡ると県境となり徳島県。その県境付近のトンネルの手前で右折して、最初の経由地である竹ヶ島へ。島への橋を渡った直後のスペースで向きを変え、乗降もないまま戻る。甲浦から竹ヶ島までの道は拡幅されていたが、ここから水床、そして宍喰港にかけての区間が狭小かつ見通しの悪い道で、バスもゆっくりと慎重に進む。

2つ目の経由地、宍喰駅へと出る。ここは駅横の道を使って向きを変えるが、ここでも乗降はない。3つ目の海南病院も同様に乗降はなかった。なお、前述の路線図には記載がないが、さらなる4つ目の経由地として海部病院があり、日中の便を中心に経由する。今回乗車したバスも経由したが、もちろん乗降はなかった。寄り道しても利用がないのはむなしい気もするが、国道55号上にあるバス停では少ないながらも利用者があり、終点の牟岐では4人が降車した。


*1:ファイル名は「m017」だが、開くと18番の路線図が表示される。