2019.04.26-05.03 四国逆回り13

それにしても、愛媛県内は長距離を走るバスばかりに乗っている。ここまで乗った4本、すべて1時間以上の乗車となっている。おかげで距離を稼ぐことはできているが、少々味気ない気もする。2台連続でトップドア車が続いたが、次はドアが2つある普通の路線バスだ。

2019.04.28[Sun]
八幡浜市立病院前(発)~市役所前15:39→三瓶出張所16:10~周木(行)
宇和島バス、¥570、14.1km

市役所前にて
宇和島バス 周木行

ここからしばらくの間、宇和島自動車にお世話になる。まずは三瓶*1を目指す。この時間帯の三瓶方面は、周木行に続行して下泊行がある。どちらに乗っても問題はないが、周木行には時刻表の経由地に「日の浦、バイパス」と書かれていて、なんとなく経由地が多い方が面白いかな、くらいの感覚で先発の周木行を選んだ*2

当初乗客はなかったが、八幡浜営業所と(八幡浜駅前を経由した後の)江戸岡交差点前で乗客があった。後者のバス停で乗ってきたのは、おそうざいを大量に購入したおじいさん。大きなレジ袋2つを抱え、うち1つはほとんど惣菜でぱんぱんになっていた。そもそもそんなに食べきれないだろう、いや連休中に孫が来るのかもしれない、でもたまたま見えた商品がフキの煮物っぽく、孫の好物としてそのチョイスは適切なのか、などと勝手な想像を巡らす。

日の浦団地はちょっとした寄り道ルート上にある。団地といっても都会にあるようなそれではなく、狭い丘陵地に一戸建てが並ぶタイプの「団地」だ。富山でもそう呼ぶのであまり違和感はないが、富山の感覚からすると団地と呼ぶには小規模すぎるように思う。せっかくの経由地だが、乗降はなかった。


日の浦団地バス停から見た、日の浦団地

日の浦団地を過ぎると道は険しくなって、トンネルで峠を越える。ただ、峠を越えても谷入口あたりはまだ八幡浜市なのが面白い。その後は狭い谷筋を下っていくが、朴あたりで周囲が開け、走りやすいバイパスを快調に進んで三瓶出張所へと到着。2人が降りて1人が乗ると、バスは出発。周木を目指して走っていった。

宇和島自動車三瓶出張所 外観
宇和島自動車 三瓶出張所

あまりこのような表現は好きではないのだが、三瓶出張所は「昭和」っぽい建物だ。ネット上では三瓶営業所という表現*3も散見されることから、(たぶん)最近格下げされたのだろう。ただ、出張所内には出札も生きていて、実際に見たことはないのだけれど、国鉄時代の自動車駅の雰囲気漂うところだった。

三瓶出張所 室内
三瓶出張所 待合室

旅客運賃表や周木方面時刻表の空き具合や、「山手廻り」「海岸廻り」といった表現から想像すると、かつては海岸廻りでも八幡浜方面へ行けたようだ。こういう想像を巡らすことができる隙を見つけると嬉しくなる。また、宇和島自動車100周年ポスターで使われている写真がいい感じだ*4。とにかく、そんな感じであれやこれや妄想していると、45分の待ち時間はあっという間に過ぎていった。


*1:読みは「みかめ」。現地に入るまで「さんべ」だと思っていた。

*2:なお、乗車後に改めて確認したところ、バイパス経由じゃない方(下泊行)は狭い道を進むルートだったことを知り、ちょっと後悔している。

*3:宇和島自動車のサイトにあった路線図もそうだった。

*4:宇和自動車のサイトにある写真もけっこういい写真が多い。腕の良い社員の作品を使っている説を採りたい。